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人に自分をわかってもらうことって本当に難しいと思います。
たいていの人は、この問題にぶつかって、対人関係に苦手意識を
持ってしまうのではないでしょうか。

パターンとしては
1)素直に話してもわかってくれない気がする
    → 素直になれない
2)正直な自分を見せると相手に嫌われたり失望されたりする気がする
    → 本音を言えない

こういう「~な気がする」という恐れから自己表現が難しくなっている
わけです。私は「自分自身のこと」を話すときはいつもこの恐れを感じ
ています。私の親が、素直に話す私を受け入れてくれたことがなく「子
どもはこうであるべき」をいつでも要求していたからです。

話してもわかってくれないだろうな…という強い思い込みは、大人にな
ってもなかなかゼロにはならず、コミュニケーションスタイルに大きな
影響を与えます。

ただし、工夫することは出来ます。

なぜ「~な気がする」という恐れがあるのか?という根本に触れてみる
と、「分かってほしい・愛してほしい」という望みや期待があるからな
のです。

私は、年々、その望みや期待を、持たないようになりました。

分かってもらえなくてもしかたない。それでもともと。
愛してもらえなくてもいい。私が私を愛しているから。

そう思うと、誰から分かってもらえなくても、愛されなくても、生きて
いける気がします。
そして、わかってもらえるか、もらえないかは関係なく、私が私のこと
を表現したいときには話そうと思っています。

ただ、わかってもらいたい!という強い気持ちがないので、言葉足らず
になりがちです。ここが欠点なんですね。だから余計に分かってもらえ
ないことが増えます。どうせわかってもらえないや…と口を閉ざしてし
まうのに比べればマシなのですが、マイナスの量はやっぱりゼロにはな
りませんね。

子供時代に、大人がどう接してあげるのかは本当にその人の一生を決め
ることになると、つくづく感じます。

本当に本当にわかってもらいたいことがあるときには、私は言葉を紡げ
なくなります。
ため息と、涙しか出てこなくなります。
わかってもらいたいという強い気持ちと同時に、わかってもらえず、
そして、愛されないのだという深い深い絶望が、体中一杯になるからで
す。多分、これは一生変わらないのかもしれません。


残念ですがそれが事実として私のことを理解する人は少ないです。
まあ、今のところは、としておきましょう。
けれどそれでいいと思っています。
本当に私は変わっているらしいのですし、相手が理解するのに必要な量
の言葉を紡いでいないのだろうと思います。平たく言えば言葉足らず。

しかしそれでも、人の評価はかげろうのような実体のないものです。
私を傷つけるものは何もないのと同じです。

変わり者の私だけれど、世の中の誰の害にもならないよう静かに、そし
て出来るだけの優しさを育みながら生きていかれれば、それで精一杯だ
と思っています。自分で自分の存在のあり方を、そのように許すと、人
との関わりというのは自分だけでなく人あってのことなのだから、思う
ようにはならないものだという「事実」を受け入れることが容易になり
ます。

講演会で「私は人から何を思われても気にならない」とはっきり言うと、
少なからずショックを受ける方がいます。その言葉がひっかかって、講
習会に参加したという人がこれまで何人もいました。

「なぜ人の評価が気にならないのだろう」ととても不思議に思うようです。

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「ブログに自分の日常や思ったことを書くのは所詮、独りよがりだよね」
とある人に言われました。

そうだな、と素直に思いました。

ブログに記事を載せるのには、誰の許可も要りません。
自分の言葉をただ吐き出すだけで ブログは成立します。

その人の言葉は、その後にこう続きます。
「だから、どうせ自分の思っていることを書くのなら、世の中の人の心が動くような方法、少しでも世界にいいことになるようなことに出来ればいいね」
「例えば?」
「本にしたら」

本を書く…。
もう何年その課題を抱えているんだろう、私は。
でも自分なんかに、世の中に少しでもよいことになるような本が書けるとは思えない。

だけどもし、本を書くことになれば、独りよがりではいられなくなります。
そこには、編集者がいて、校正者がいて、出版責任者がいて、複数の人たちが、私の書く文章が世に出すに値するものかを吟味してくれるのです。
そうなれば俄然、執筆側だって緊張感を持って、自分の言葉を紡ぎます。
最初に私の文章を読んでくれる制作側の人たちの先に、一般読者が居ることを意識して書くことになるでしょう。

以前シナリオを書く仕事をした時に、経験したことです。

そう、人間って、すごく独りよがりになりやすい生き物です。
だから心が苦しくなったり、生き辛くなったりしちゃうんですよね。

たった一人でも、息は出来ます。
だけど何かを生み出すには、誰かの存在が必要なのかも知れないね。

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夫がHD録画できるテレビを買ってくれたので、最近はもう録画予約ばっ
かりです。
実際には見る時間があまりなくて、録画した番組が溜まる一方で…(汗)

でも晩御飯食べながら、芸人ばっかり出ている無意味な番組の代わりに、
サイエンス番組や見逃していた映画などを見ることが出来るのでとても
有意義になりました。
録画予約はNHKに大きく偏ってます。。。

録画しておけばあとでゆっくり見ることが出来るので、気になるドラマ
などは見逃す心配がありません。だから放送時間に縛られずに散歩した
りお風呂に入ったりすることも出来ます。
なんだか便利すぎて怖いね。

そんな中、以前、ちらっと事前告知を見たきり、ずっと気になっていた
録画済みの番組をやっと見ることが出来ました。
NHKのSHERLOCKです。
シャーロックホームズの新解釈。
ホームズファン(特に熱烈なマニア)のことをシャーロキアンというの
ですが、私はシャーロキアンというほどではないのですが子供のころか
ら探偵ものとか推理ものが大好き。

新しいホームズ像ということで、ワクワクテカテカで見てみました。
やっぱり面白かったな~。

ホームズの台詞は数年前ブレイクした「ガリレオ」の湯川教授(福山雅
治)とも重なります。頭が切れすぎて、社会生活面は不適応。コミュニ
ケーションスキルが低いので人を傷つけたり怒らせたり。
「僕は高機能社会不適応者だ」という台詞に深くうなづいてしまいます。
アスペルガーのような発達障害なんです、きっと。
高機能自閉の家族がいる我が家には「あるある」だらけのお話でおもし
ろいのです。


でも
ショックなことに3話完結の3話目を録画し忘れていました…!!
なんということ~。

再放送ありますようにい!!

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早良区の農(みのり)という野菜・鳥料理の食べ放題に行ってきました。

お正月に贅沢したのでここの処かなり質素な食事が続いてましたので、
ちょいと節約疲れが。
家族みんな休みが重なったので雪が降ってるけど、えいっとお出かけです。
本当はワンコたちも連れて行きたいけどルルちゃんが車酔いするワンコ
なので今日はお留守番してもらいます。

娘は英検の受験でしたから、会場にお迎えに行き、そのまま早良区へ。

雪がどんどん降って、山方面へ向かうのはちょっと怖い感じ。
でもきれい。粉雪や綿雪が落ちてくる冷たい空気の中を走るのはいいなあ。

到着してみると、予想よりずっと小さなお店でした。
でもこの立地で、日曜日ですが満席。
すごいですね。
小さな川のそばにあって、窓からの景色がとても素敵です。
今日はまた、雪景色ですごいです。特別な景色という感じ。

お野菜料理と鶏料理で1680円。90分の制限時間つきです。
美味しいです。どの品も味付けがちゃんとしてて、ほっとする味なんです。
化学調味料のくどい味や濃すぎる味や薄すぎる味はなく、それぞれにちゃん
と「これはこういう味」ってわかってて味付けしてある感じなんです。

名物のから揚げともも焼きも美味しかった。

鶏と野菜、材料としてはコスト低い感じですから、それで1680円という
値段は割り高感があります。でも結論としては、リピート決定のお店です。
我が家は食いしん坊なので、食べ放題のお店はホテルのを中心にいろいろ行
くのですが、ホテルの食べ放題は、どこも味がぼけてて美味しくないんです
よね。素材はメイン級のものには張り込んでますが、素材のコストがどうで
あれ、重要なのは味付け。ホテルの料理はすべて「ホテル味」です。
結局デザートが美味しいホテルに決まってしまいます。
(グランドハイアットのル・カフェのケーキは、食べ放題でもちゃんとケーキ
ショップのものが出されるのでとても美味しいですよ)

今回見つけた農(みのり)さんは、味がいい、そしてロケーションがいい、
という二点でホテル以上でした。

それともう一つ。
ホテルのバイキングには、非常に品のない人が来てる事があります。
一番見てて気分が悪いのは、豪華な具だけを全部一人でかっさらっていく人。
(ケーキの上にのっているイチゴだけを全部、とか、いくらを全部、とかです)
そういう人が居るときには、すべての品が、本当に悲しいほど貧相に食い散
らかされてしまう感じになります。だって、イチゴだけ、いくらだけ、補充さ
れるはずないですよね。きれいな飾り、一番重要な具材の乗っていない残りを
その一品がなくなるまで、下品な人の食べ残しみたいな状態で取らされること
になるのです。
これって本当に最悪な気分になりませんか?

作っている人もさぞ悲しいだろう、腹立たしいだろうと思います。
きれいな見た目、味のバランス、料理はそういうことを考えられて出来上がり
が決まっていますから。

私たちはそういう客が来ているときにはひたすらその人が帰るまで料理を取り
に行かず、帰ってほしい~帰れ~帰れ~と念じ続けて待ちます。
または、早めに食事を切り上げて、コーヒーでお話タイムに切り替えたりね。
一生懸命不愉快な思いをしないよう工夫しているんですが、根本的に気分悪
いですよネ。

そういう下品なお客さんが、今回の農(みのり)さんには居ませんでした。
子ども連れ、赤ちゃん連れ、老夫婦、年配の友人同士…そういう人々でしたが、
みなさん行儀がよく、とっても快適でした。

こういうことも、食事の場では重要ですね。

また行こっと。

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母がどうしても行かずには収まらない、公演のチケットが今日の10時から
一箇所だけ限定で先行発売されました。

その情報を得たのは昨晩。
当然ですが、発売開始のとたんにアクセス集中し「予定数完売」
となるのは必至…。

私はマミーのために(というよりチケットが取れず荒れてほしくないために)
かなり緊張してチケットゲットに挑みました。
パソコンの内部時計をネットの公式時刻に合わせ、1時間前からパソコンの前に
スタンバイし、緊張~!!

販売開始まで秒読み開始。
5、4、3、2、1、
0の瞬間にアクセス読み込み!
予想通り「ただいまアクセス集中しています。戻るボタンで読み込みなおして
ください」の表示。

戻り、表示、アクセス集中で戻る、表示、…を何度繰り返したか。
夫もパソコンの前に来てアドバイスの嵐。
「あっ、繋がった!!」
繋がっただけで購入した訳ではないのでここからがまた顔の見えない多くの
パソコンユーザーとの競争です。

目指すはマミーの熱望するプレミアのVIP席の確保…、ユーザーID入力、
パスワード入力、アクセスコード入力、購入ボタンを押下!

===アクセス集中しています。戻るボタンで===

「うわー駄目だ!」
諦めず戻り、表示、アクセス集中で戻る、表示。。。
10回以上トライし、表示が出来たらユーザーID入力、パスワード入力、
アクセスコード入力、購入ボタンを押下!
「駄目、ここでまたエラー!」

多分、50回以上トライしたかと思います。
ついに支払い画面まで進みました。
引き落としカード番号などはあらかじめ登録しておき準備しておきました。
少しでも入力に手間取らないこと(時間をとらないこと)がコツです。

「購入完了しました」

やったあ!

。。。。よかったあ…ほっとした…
これでマミーが不機嫌になって荒れずに済むなあ…。

購入確認メールが届きました。
よかったよかった。確保できたことがはっきりしてからマミーに電話。

ハートマークが電話口から飛び出してきそうなほどウキウキのマミー。
もはや75000円という金額など、彼女にとって痛くも痒くもない様子です。
普段だったら100円だって無駄遣いだと口うるさいのにね。

マミーよかったですね。
疲れましたが、おごっていただき、私も楽しめればいいなと思います。
母と一緒のお出かけはいつ機嫌が変わるか分からず緊張の連続ですが、
今回は母が慕う姉(叔母)が一緒なので私は叔母の影に隠れて楽しめ
るかも知れません。万一なんらかの地雷を踏んで母が荒れても叔母が
きっとなだめてくれるでしょう。

初めてのチケット争奪戦参戦でした。

いや~これを仕事でやっている人もいるんだよね。。。
すごいことですね、実に強靭な精神力です。


今晩はゆっくり眠れそうです。
犬たんぽでぬくぬくしよっと。

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母から電話。留守電に入っていました。
「マイケルのイモータルがね、福岡で公演があるからね。行くでしょ?チケットとっとくからね」

あん???
何のことだか?

朝になってから、母に電話。
「もしもしお母さん?マイケルが何だって?」
「あー、今ね~市内に向かってるから~チケット買いに行くところだから~うふふふ」

??マミー、頭お花畑状態?

「だから何の話?わからないんだけど」
「あら?まだ知らなかった?」

母の話は長いので要約。
マイケルジャクソンのイモータル(CDアルバム名)を使用したシルクドソレイユのワールドツアー日本公演が決定され、福岡でも5月に公演するらしい。

「私もラスベガスまで見に行きたいくらいだったけどね、福岡なら近いから是非もう行くわよ。あなたもファンだから行きたいでしょ?だからチケットおごってあげるからね。今市内のチケットぴあまで買いに行くところよ。」
母はウキウキ絶好調で運転中らしく、「じゃあ」と切られた。

Oh My Mother。。。
この状態のママを止められる人はこの世にはいないのです。。。。

数時間後電話が入り
「あのねえ。。。まだチケット売ってなかったのよ~。コンビニにも寄ったけど売って
ないんだって。どうすれば買えるかわからないのよねえ」
としょんぼりしています。

そりゃそうです。ネットで調べたところ、チケットの一般発売は2月下旬から。
まずは1月にネットからの先行抽選予約しか受け付けていない。
「調べたよ。ネットで先行抽選あるけど申し込んでおこうか?」
「お願いお願い!!」

Oh Mamma mia。。。

先行予約は第三希望まで申し込めるのですがプレミア席・S席・A席どれにするかと
聞けば予想通りプレミア席希望。ってママ、これ1枚25000円ですけど??

「いいのよ、マイケルなんだから」
わかってるのかなあ、本人は出演しませんけど~??
まあいいや。プレミア券3席分75000円を申し込みました。
ママは年金受け取れるようになってからはっちゃけています。。。
車も新車購入して一番いいオプションつけてルンルン(古)。。。

でもいいですよね、これまで一生懸命働いてきたんだから、大好きなことに自分の
お金を使ったってバチは当たらないでしょう。私の老後はそういう感じにはなりそ
うにありませんが、年金をちゃんと受け取れて貯金もちゃんとできた世代の特権で
すものね。

しかし本日、第三希望まで申し込んだ抽選すべてに外れてしまいました~!!

ママーーー!!
次は間違いなく、26日からの先行発売に申し込め!という話になるはずです。
頑張らなくちゃな~。

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臭覚は、その他の五感の中で唯一脳の「考える」中枢を経由せず
真っ先に知覚できる感覚です。

考えるより先に「好きか嫌いか」「経験したことがあるかないか」
「危険か安全か」をにおいで判断しているそうです。

年末年始に大掃除をした時に、20歳の誕生日に背伸びして購入した
香水が出てきました。当時で小さな小さな一瓶が8千円くらいしていて
当時の私にとってはとても高級な買い物だったのですが、大人の女性
の香りに憧れていくつかの香水を買ったのです。香水集めが、当時の
マイブームでした。
若い自分が、大人ぶりたくて背伸びしているのでシャネルのNo.5や
ディオールのプアゾンなどなど。かなりベタなセレクトです。
シャネルの香水はNo.5よりNo.11が好きでした。
シャネルの香水はなくしていましたが、当時お気に入りだった香水だけ
が、大事に当時使っていた小箱にしまわれて、このたびの大掃除の
時に目の前に現れたのです。


その当時、アメリカの大学に通っていた私は、その香水を時々つけて
登校したり、一人暮らしのアパートでくつろぎたいときにつけたりして
楽しんでいました。

その香水が、本当に25年ぶりに、タイムカプセルを開けたかのように
手元に戻ってきたわけです。

久しぶりに今朝、その瓶を栓を抜いてみました。

香りが広がると同時に、アメリカのあのアパートの間取りが、ベッドが
ソファが、床の感触が、外を走る車の騒音が、隣の部屋に住んでいた
管理人の小さな息子さんが、カリフォルニアの青い空が、大学のクラス
メイトが、大好きだったコーラスのクラスの教授が、パームツリーが、
サンタモニカビーチが、太平洋の大きな波の音が、私の中にまるで
「今、ここ」にあるかのように戻ってきました。

香りと共に記憶されている当時の私の経験は、アメリカの地図をみて
何となく思い出すレベルを遥かに凌いで、生生しいほどにリアルでした。

今朝、ほんの少しだけその香水をつけて、仕事に出ました。
仕事の間、ふっと香るたびに、アメリカの風と日差しが私を包んでいる
ような気がしました。そして今の私の中にもわずかに残っている、当時
のバイタリティに溢れた若々しい私を感じました。



似たような経験がもう一つあります。

長野でクリスのワークショップに参加した帰り、東京の義理の姉の家に
泊まりました。姉は化粧品や健康食品の通販会社の重役をしていて、
今開発中の商品だと言って、私にアロマの小瓶を渡してくれました。
その小瓶の栓を開けると、その香りは私の大好きなバラの香りでした。

とたんに、祖父母の暮らしていた、古い古い一軒家に私は居ました。
その時初めてわかったのです。
祖母の匂いは、バラの香水の匂いだったことが。
あの家に行くといつも香る匂いは、祖母の匂いだと思っていましたが、
そうではなく、おそらく祖母がつけていた香水がバラの香水だったの
です。

そういえば、祖母は庭にバラを植えていました。裕福な家の出身で、
満州では富豪暮らしをした祖母は、贅沢なバラの香水を、生涯愛し
たのでしょう。

このことを話すと、義理の姉は感心して面白がっていました。

私は祖母のことをそんなに慕ってはいませんでしたが、昔からバラの
香りだけはうっとりするほど大好きでした。
姉はブルガリアの商社と交渉中で、バラのエッセンスを輸入し、バラ
関連の商品を開発中だと言っていました。ブルガリアまでバラの農園
を視察にいったとか。そして、バラのエッセンスがいかに高価なものか、
その中でもブルガリア産が世界でも最高のバラのエッセンスであること
などはなしてくれました。

今でもハウスオブローズのオーデコロンは大好きで、よく使います。
バラの香水をつけると、幼い頃の、祖父に甘えていた時代と同じ、安心
した感覚がよみがえります。
人がハウスオブローズの香水をしているとすぐにわかります。
理屈ぬきに、その人に好感を持ってしまいます。

匂いって、面白いですね。

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この処、夜がとっても寒くて、夜中に何度か目が覚めます。
犬たちにお布団を巻き取られてしまって、毛布一枚になっていたりして。

我が家の犬たちはなぜか私のベッドを寝床に選んでいるらしく、娘が一緒に
寝ようと自分のベッドに引き込んでもすぐに逃げ出して私のベッドに来てしま
うのです。

寒いなあ~!!って目が覚めて、犬から布団を奪い返して、代わりに犬の上
から布団をかぶせなおしてまた眠ります。
犬たんぽは本当に適温で、すごくいいですよ。低温やけどする心配もないし。

福岡にも雪が降って、少し積もりましたね。
ルルが千葉からやってきた日も、大雪だったなあ。
あの日を思い出します。

輸送用の狭いケージの中に小さなルルがぎゅっと入れられて、手渡された
あの日。

10倍以上に大きくなって、今ではすっかりお姉さん犬です。


冬はお散歩に出るのが辛いので、娘のほしがっているWiiUを買う資金を
貯めるのをかねて、「散歩に行くと一回200円貯める」という貯金箱を作り
ました。これが溜まったらWiiUを買えると言うわけ。

娘はすっかり、ゲームっこになってます。
今は動物の森に夢中。
動物の森の中も、冬景色で、楽しそうです。

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仕事始めを乗り越えて、一年の開始です。

今年もお仕事一杯頑張って、家族を支えなくちゃ!と心機一転。

糸島の先、二丈町まで金属ゴミを処分に行きました。

持ち込みに限り、金属ゴミを買取してくれる業者があるのです。
1キロ10円なので、スズメの涙くらいのお金にしかならないのですが、
お金を払って処分することを考えるとわずかでも買い取ってもらえれば
嬉しいですよね。それに、買取をする業者は、それらがリサイクル資源
として活用できるから買い取るわけです。それに対し、廃棄業者は廃棄
するだけの費用として処分代を取るのですから、資源として再利用され
るかどうかわかりません。
比較すれば、どちらがより資源利用してくれる公算が高いかは明らかで
すよね。製品として使命を終えたら、資源になって生まれ変わってほしい。
だから、遠いけれど、買取業者に持ち込みます。

本日のお買い上げ1200円!!すごい!
120キロもの金属ゴミが我が家から出たことになります。
ガソリン代の元くらいは取った~!

特に長年ベランダの飾りで置いていた、白いガーデンチェアがとんでも
ない重さでした。全部で4脚あったので、半分はこれの重さかな。
壊れたストーブや古いプリンター、フライパンやなべ、年末の大掃除で
集めまくった金属ゴミを一気に処分できて、はあ、さっぱりした!

捨てるということができないのが、私の家が片付かない理由。
わかってる、わかってるんだけど捨てることが出来なかったのです。
でも、今年、少し心の中に変化がおきて、たくさんのものとお別れでき
ました。その甲斐あって、本当に家の中がだいぶすっきりしました。
今年はもっともっと、いらないものを削ぎ落として行こう!!

ものを持ち続けること、捨てること一つにも、その人の心が映し出され
るんだなあとあらためて感じました。

年賀状をゆっくり書けたらいいなと思っていましたが、今回の年末年始
も片付けに追われ出来ませんでした。
相変わらず、付き合いのわるい私でごめんなさい。

少しづつ成長していますので気長にお付き合いくださいませ。

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みなさま、明けましておめでとうございます。
今年のお正月、どんな風にお過ごしでしょうか?
私は初めて実家に戻らず我が家の3人と2頭だけで過ごすお正月です。
チャムとももの大きな写真もどんとリビングに据えて、我が家の家族全員集合って感じ。

それから、初めて、ネットで有名なおせちを買ってみました。
44品も入っています。パカっと開けてみて、「おおー豪華!」と家族の歓声。
味も、決してまずいものはなく、満足です。
実家に戻らないことで、心身ともに本当に負担が少なくて、のんびりしています。
もう少し自分たちの生活がしっかりして余裕が出来たら実家に戻って親子のふれあいも楽しめるのだろうと思います。それは数年先の目標。

そういえば、昨年の初め、抱負を聞かれて「ラブラドールを迎える または 上海に豪華クルーズ船で旅行」と答えたのです。
そう、上海クルーズ旅行。それを目標にわずかづつでも貯金していましたが、残念ながら日中関係が最悪の状態になり、またHISの主催する上海航路はクルーズ船の内装工事が遅れ、どうもぱっとしない感じでしたのですっかりクルーズへの夢はしぼんでしまいました。

でも、ワンコが二頭もやってきましたので、十分に目標達成、幸せ一杯です。

ももちゃんとの別れで壊れた心を、2月に千葉からやってきたルルがすぽんと埋めて癒してくれました。
ルルはももと違って、遠慮知らずの、本当に天真爛漫ドッグです。いつも私の様子を見て、慰めようとしてくれていたももとは違って、ただただまっすぐに「ママー!」と体当たりしてくるルルに、ひっくり返されたり怪我させられたりしていますが、それでもルルのまっすぐな心は私の中の意固地な部分をどんどん打ち壊してくれるのです。何をしても可愛いというのはこういうことですね。馬鹿な子ほど可愛いという、アレです。

そのあと、夏に出会ったコナ。
頭にコブがあって、小さな鬼っ子のような見た目でした。
コブは原因不明で、ネットで調べると何度手術しても再発しているケースや、死んでしまったケースなどがまれに報告されているだけ。獣医さんも、こんな症例は見たことないとのことでした。山口の大学病院しか診てくれないだろうとも言われ、場所が頭蓋骨なだけに長生きしないかもしれない子犬でした。
でも、私たちが引き取らないなら、処分されるか、ブリーダーのところに戻されて、繁殖用の台犬にされるということでした。それを聞いてしまってはもう引き取るしかありません。

それからもう5ヶ月経ちました。
頭のコブは目だなくなり、元気そのもの。体もどんどん大きくなって、今ではルルとだいぶやりあえる様になりました。コナはペットショップにいたせいで、人間の顔色をとてもうかがう子です。ルルが天真爛漫なのに対して、コナは人の顔を見ては「怒らないでね?仲良くしてね?」と下手に出てぷりぷりと愛想を振りまきます。人への接し方もとても大人しくて丁寧で、いわゆる誰にでも可愛がられるすっごく可愛い子犬です。

二頭の家族が増えて、チャムとももがいた頃と同じ、三人と二頭の家族に戻りました。

今年の抱負は…。

我が家らしく、我が家のペースでしっかり足を地につけた生活をすること。
健康に気を配り、笑顔たくさんで、貧乏神も笑わそう。
ルルとコナを出来るだけたくさんお散歩に連れて行こう。

娘も中学になる2013年。
(あ、素数だ)

拍手[2回]

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