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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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考え事について書いてみる

考え事をするという言葉があるが、私は考え事をしていないときがないんじゃな
いかというくらい、常に何かを考えてしまっている。
私のする考え事というのは、家電の仕組みや設計についてとか、建築構造の強度
計算方法だとか、日本の法律制度についてとか、エレベーターのアルゴリズムだ
とか、世の中の事象すべてについて、目に付いて興味が沸いてしまったことを片
っ端だ。

これは知性化といわれる一人遊びで、なかなか解けないパズルの答えを探してず
っと考えてしまうというのによく似ている。私にとってこの世界は、不完全でた
くさんのパズルに満ちた遊び場のような場所なのだ。
それらのパズルを解く答えを探して、ずっと考える。
見つけたパズルにはすぐに飛びついて、考えてしまう。

時々、これはいいなと思える会心の解決策にたどり着くことがある。
でも考えた結果を、現実に生かすことができないというのがほとんど。
残念だけれど、そういう仕組みの世界なので仕方ない。
エレベーターのアルゴリズムや交通信号のアルゴリズムなどは本当にやりがいが
ありそうだけれど、これはちゃんとその専門業者がやっていて、素人の意見が生
かされる機会はまったくない。

この遊びは、夫と二人でもよくやっている。
銀行のATMのアルゴリズムやユーザーインターフェースについては、10年前か
ら改善策を話してきたが、10年前に話していた改善点が、年々追いついてきて
いるのを見ては、ちゃんと専門家が私たちと同じ視点にたどり着いて、仕事して
くれていることに満足したり喜んだりしている。
「今日、銀行のATMの動作がこういう風に変わってたよ」
「やっとか!でもよかったね。これでお年寄りが戸惑うことが減るね」
そんな感じ。

こういう話が出来る相手だから、私はこの人を伴侶に選んだのだろうと思う。
この人の前に付き合った人は正直、頭が悪かった。
愛嬌があり男らしくて素敵な人だったけれど、私の会話に彼がついてこられたこ
とはほとんどなかった。
「お前の話さー、なんか難しいんだよ。なんでそういう話ばっかりするわけ」と
言われた時に、埋めがたい距離を感じたのだった。あの瞬間、とても一生一緒に
居られる相手ではないなと、私の心の奥底で素の私がつぶやいた。

とはいえ、私のこの一人遊びについてこられる人の方がすくないんだろう。
だから私は、夫に出会えただけで十分幸運だった。

夫は「まだ世界にない技術、ないもの、オリジナルのものを生み出す」という事
にものすごい執念を発揮する人で、あらゆる開発上の困難を乗り越えるための努
力をする。そしてその努力が全部、私にも彼にも、とても楽しいことなのだ。
実際、彼は10年ほどまえに彼が発案し実用化した3D映像処理に関する国際特
許技術を持っている。当時の市販されているコンピュータでは実現不可能といわ
れていた映像処理を可能にしたのは、「できない」といわれてもあきらめないで
「なんとか出来るんじゃないか?」と考え続ける執念による。
私はその現場でその作業を見守っていたので、国際特許を取るよう手配したのは
私だった。

こういう人間が二人一緒に揃っていても、なかなか世の中に日の目を浴びること
はないというのが現実だ。

「こうすればいいのにねえ、どうしてこうしなかったんだろうか?」
そういうことを発見したときには、なぜこうしなかったのかを真剣に考えてみる。
仕組み上できなかったのだとわかった時には、技術者も残念だったろうなあと思
う。やればできることなのにしていないと分かったときには、予算の都合だった
か、時間の余裕がなかったか、携わった人間の能力不足か、と考えていく。
改善の余地がある部分について、誰かがあきらめずに機会を待って改善してくれ
るよう、私はいつも世の中を見守っているような気持ちになる。


ただし私は、人間関係について考え事をすることはほとんどない。
人間関係には、最近の私はほとんど興味がないのだ。
それに人間関係をいくら考えても生産的な結果はほとんど得られない。
経験上それは確実にいえることだ。人のことなんて、いくら考えても私にわかる
はずがないし、相手がどう考えようがどう感じようがどう振舞おうが、それはそ
の人の自由なのだから、私には無関係なのだ。自由にしたらいい。
だから完全に手放していて、ほとんどまったく、人間関係について考えることは
ない。

誰が私をどう言おうと、まったく気にならない。
私はもともと 宇宙でたった一人の ユニークな存在なのだ。

そして 誰もが、本当は宇宙でたった一人の、ユニークな存在なのだよね。
だから誰とも 言い争わなくていい。理解されなくても別に私は影響されない。

私は 自分ひとりでいる時が一番自由で幸せだと感じている。

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