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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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人に自分をわかってもらうことって本当に難しいと思います。
たいていの人は、この問題にぶつかって、対人関係に苦手意識を
持ってしまうのではないでしょうか。

パターンとしては
1)素直に話してもわかってくれない気がする
    → 素直になれない
2)正直な自分を見せると相手に嫌われたり失望されたりする気がする
    → 本音を言えない

こういう「~な気がする」という恐れから自己表現が難しくなっている
わけです。私は「自分自身のこと」を話すときはいつもこの恐れを感じ
ています。私の親が、素直に話す私を受け入れてくれたことがなく「子
どもはこうであるべき」をいつでも要求していたからです。

話してもわかってくれないだろうな…という強い思い込みは、大人にな
ってもなかなかゼロにはならず、コミュニケーションスタイルに大きな
影響を与えます。

ただし、工夫することは出来ます。

なぜ「~な気がする」という恐れがあるのか?という根本に触れてみる
と、「分かってほしい・愛してほしい」という望みや期待があるからな
のです。

私は、年々、その望みや期待を、持たないようになりました。

分かってもらえなくてもしかたない。それでもともと。
愛してもらえなくてもいい。私が私を愛しているから。

そう思うと、誰から分かってもらえなくても、愛されなくても、生きて
いける気がします。
そして、わかってもらえるか、もらえないかは関係なく、私が私のこと
を表現したいときには話そうと思っています。

ただ、わかってもらいたい!という強い気持ちがないので、言葉足らず
になりがちです。ここが欠点なんですね。だから余計に分かってもらえ
ないことが増えます。どうせわかってもらえないや…と口を閉ざしてし
まうのに比べればマシなのですが、マイナスの量はやっぱりゼロにはな
りませんね。

子供時代に、大人がどう接してあげるのかは本当にその人の一生を決め
ることになると、つくづく感じます。

本当に本当にわかってもらいたいことがあるときには、私は言葉を紡げ
なくなります。
ため息と、涙しか出てこなくなります。
わかってもらいたいという強い気持ちと同時に、わかってもらえず、
そして、愛されないのだという深い深い絶望が、体中一杯になるからで
す。多分、これは一生変わらないのかもしれません。


残念ですがそれが事実として私のことを理解する人は少ないです。
まあ、今のところは、としておきましょう。
けれどそれでいいと思っています。
本当に私は変わっているらしいのですし、相手が理解するのに必要な量
の言葉を紡いでいないのだろうと思います。平たく言えば言葉足らず。

しかしそれでも、人の評価はかげろうのような実体のないものです。
私を傷つけるものは何もないのと同じです。

変わり者の私だけれど、世の中の誰の害にもならないよう静かに、そし
て出来るだけの優しさを育みながら生きていかれれば、それで精一杯だ
と思っています。自分で自分の存在のあり方を、そのように許すと、人
との関わりというのは自分だけでなく人あってのことなのだから、思う
ようにはならないものだという「事実」を受け入れることが容易になり
ます。

講演会で「私は人から何を思われても気にならない」とはっきり言うと、
少なからずショックを受ける方がいます。その言葉がひっかかって、講
習会に参加したという人がこれまで何人もいました。

「なぜ人の評価が気にならないのだろう」ととても不思議に思うようです。

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