2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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別府湾と湯けむりのあがる懐かしい町並みを眺めながら坂を下ると、すぐに「堀田温泉」を発見。
これこれ。温泉ですよ。温泉。
湯布院でお湯に入れなかったので、早速車を停める。
運転で疲れた体を温めて、休憩モードにしてあげたい。
堀田温泉は、新しい建物だけれど、地元の人が通う生活に密着したかんじの小さな温泉施設。
うんうん、いい感じではないですか。
娘と自分の体をさっさと洗って、湯船に浸かる。
いつも入るお風呂より温度が熱い。
「あ"ーーー」
お風呂ってどうしてこう言ってしまうのか?
娘は特に熱いお湯が苦手なので、なかなか湯船に体をつけることができない。
それでも「これが温泉だから。今日から毎日、このくらいの熱いお風呂に入るんだからね」と言い聞かせていたので、文句を言わずに頑張って浸かった。
露天風呂は室内風呂より少しぬるい。娘は露天がお気に入りだ。
二人で「本当に到着したよねえーー」としみじみしていると、空から雪が舞い落ちてきた。
「ああ、雪が降りはじめたねえ。よかったねえ、別府についてからで」
山の中で雪に見舞われていたら、吹雪だっただろうし、おそらく別府まで来られなかっただろう。引き返すことが出来ればまだマシ、最悪は福岡ー別府間のルート150キロの行程のどこかで行き詰まり、雪の中で車内に閉じこめられたかも知れない。
ギリギリの処で別府に到着できたなあと嬉しかった。
冒険だった。でもこれこそが旅。
そう思っていると、「ママ、本当に冒険だったね」
と娘が口にしたので「うん。でもママは楽しい」と答えた。
昔から、冒険が大好き。
先がどうなるかわからない。
計画通りには行かず、その都度やり直しになる。
でもそういう事の一つ一つが、生きている実感と直結する。
危険でも、ワクワクする、だから旅が好きだ。
娘はどうなんだろう。
「ママと冒険するの、楽しい?」
「うん。さっきはちょっと怖かったよ。でも楽しい。今はお腹減った」
さっきとは、車がノロノロ運転を続けた、凍結道路のあたりだろう。
私の真剣な様子にびびっていたに違いない。彼女の記憶に、この旅はどう記されるんだろう。
「よし、体がよく温まったら、次は美味しい御飯を食べる処を探そう。別府探検だよ」
すっかり体が温まって、駐車場に出ると、冷たい雪交じりの風が心地いい。娘が「みてー体から湯気がでてるーー」と笑った。
美味しいご飯を食べる場所…実は事前にそこへ行こうと決めていた食堂があった。
そこへ向けて、車を走らせた。別府の道路は、雪が降っても何の問題もなかった。
地面が暖かいので凍結知らずなのだ。
鉄輪の、とある個人食堂は地元では有名なお店だ。
私が、その食堂に行こうと決めていたのには、ある理由があった。
それは、ある人との、20年ぶりの再会を願って。
これこれ。温泉ですよ。温泉。
湯布院でお湯に入れなかったので、早速車を停める。
運転で疲れた体を温めて、休憩モードにしてあげたい。
堀田温泉は、新しい建物だけれど、地元の人が通う生活に密着したかんじの小さな温泉施設。
うんうん、いい感じではないですか。
娘と自分の体をさっさと洗って、湯船に浸かる。
いつも入るお風呂より温度が熱い。
「あ"ーーー」
お風呂ってどうしてこう言ってしまうのか?
娘は特に熱いお湯が苦手なので、なかなか湯船に体をつけることができない。
それでも「これが温泉だから。今日から毎日、このくらいの熱いお風呂に入るんだからね」と言い聞かせていたので、文句を言わずに頑張って浸かった。
露天風呂は室内風呂より少しぬるい。娘は露天がお気に入りだ。
二人で「本当に到着したよねえーー」としみじみしていると、空から雪が舞い落ちてきた。
「ああ、雪が降りはじめたねえ。よかったねえ、別府についてからで」
山の中で雪に見舞われていたら、吹雪だっただろうし、おそらく別府まで来られなかっただろう。引き返すことが出来ればまだマシ、最悪は福岡ー別府間のルート150キロの行程のどこかで行き詰まり、雪の中で車内に閉じこめられたかも知れない。
ギリギリの処で別府に到着できたなあと嬉しかった。
冒険だった。でもこれこそが旅。
そう思っていると、「ママ、本当に冒険だったね」
と娘が口にしたので「うん。でもママは楽しい」と答えた。
昔から、冒険が大好き。
先がどうなるかわからない。
計画通りには行かず、その都度やり直しになる。
でもそういう事の一つ一つが、生きている実感と直結する。
危険でも、ワクワクする、だから旅が好きだ。
娘はどうなんだろう。
「ママと冒険するの、楽しい?」
「うん。さっきはちょっと怖かったよ。でも楽しい。今はお腹減った」
さっきとは、車がノロノロ運転を続けた、凍結道路のあたりだろう。
私の真剣な様子にびびっていたに違いない。彼女の記憶に、この旅はどう記されるんだろう。
「よし、体がよく温まったら、次は美味しい御飯を食べる処を探そう。別府探検だよ」
すっかり体が温まって、駐車場に出ると、冷たい雪交じりの風が心地いい。娘が「みてー体から湯気がでてるーー」と笑った。
美味しいご飯を食べる場所…実は事前にそこへ行こうと決めていた食堂があった。
そこへ向けて、車を走らせた。別府の道路は、雪が降っても何の問題もなかった。
地面が暖かいので凍結知らずなのだ。
鉄輪の、とある個人食堂は地元では有名なお店だ。
私が、その食堂に行こうと決めていたのには、ある理由があった。
それは、ある人との、20年ぶりの再会を願って。
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