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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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日曜日、娘と思い出作りにと、秋月まで紅葉を見に行ってきました。

ちょうどイベントをやっていた為か、結構な人出。車も渋滞です。
秋月はもう10年ほどまえ、平日に行ったきりでした。
その時はほとんど人も居なかったために閑散としていて、どこか物
悲しい感じだったのですが、この日は秋月城址の石畳には大勢の人、
猿回しや出店があり、武者行列も行われたりしてとても賑やか。
晴の日という感じでした。

そして、紅葉のきれいなこと。
今年の紅葉は、夏の猛烈な暑さのせいで、赤くなる前に枯れてしまう
という異常な現象が各地で起きているそうですが、秋月の紅葉は無事
でした。

なにより美しかったのはもみじ。
木に付いている葉の全部が赤いのではなく、上から下にかけて、赤、
黄、緑へと見事なグラデーションになっていて、まるで虹がそこに実
体化したかのようでした。
こんなもみじは初めて出合いました。

そして巨大な銀杏の大木が二本並んで立っている姿には、絵画の中に
吸い込まれたような気持ちになりました。

つくづく、自然というのは美しい。
風が吹くと黄色の銀杏の葉、赤のもみじの葉が景色を斜めに横切って
舞い躍ります。そして地面にはそれらが降り積もった天然の敷物。

遠景の山の稜線。
青く雲のない空。
稲が刈り取られた田。
黄色や赤に色づいた鮮やかな木。
葉の落ちた枝だけの桜の並木。
何百年も前の人が作った石畳と城跡。


自分の一生分を遥かに越えた長い長い時を感じます。
山の中にぽつんとある、小さな人里、秋月。
とても日本的だと思いました。
公開されている武家屋敷を見て、秋月で勤務した黒田藩の武士がど
んな生活を営んでいたかが想像されました。
表の間と奥の間、そして表の板の間と中の板の間。間取りで言えば
2DK+SSといった処でしょうか。
コンパクトで質素な暮らしぶりが目に浮かびます。

間もなく公開の楽しみにしている映画、「武士の家計簿」を思い起
こしながらここに自分が住んだらどんなだろうと楽しく想像してい
ました。

そんな感慨にふけりつつ散策していると、いくつかみえる「売り地」
「売り家」の看板。その度に頭がハッと現実的になります。
いくらなのかな〜。ここに移り住んだら、何をして暮らすのかな〜。
収入はどうするかな〜。観光客相手に、お店でもする?
商売として成立するのだろうか?生活できる?

なんて考えていました。

秋月。こんなに福岡市街地に近いけれど、十分田舎です。
福岡って意外に広いなあと、旅するたびに思うのです。

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