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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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10年以上の説得を経て 夫がやっと病院で診断を受けることを承諾した。

九州大学病院に7月に予約を申し込んで、順番待ちで診察は9月。
九大はこれだから大変なんだ。

けれどようやく、初回の診察と、脳の検査がはじまった。
医療費はどうにもならない家計の中で、夫の親に少しだけ援助して
もらう。申し訳ないけれども、私ではなく夫のことだし、こんな時
くらい義母を頼ってもいいかも知れないと思った。

初診では神経内科の若いドクターが、親身な感じで1時間ほど話を
聞いてくれた。だれにも理解されなかった苦しみ、苦労、困難な事
を、疑わず拒絶せず聞いてもらえたことに、夫も私もほっとし、初
めて社会に理解してもらえたような気持ちがした。

まずは脳の機能的な問題がないかということで、神経内科的な検査
が続く。MRIや知能検査の予約をとり、これからしばらくは病院に
通う日々が続くだろう。

その次に精神科で発達障害や自閉などの検査をすることになるので
はないかと予測している。

夫は知能はかなり高い値を出すことは分かっている。
会話していれば分かる。決して知的な問題ではないのだ。

3時間半、待合室で夫の検査が終るのを待つ間、福岡の夫婦で、夫
が若年性認知症になられた方の闘病記を一冊読んだ。
NHKの取材で番組にもなったので知っている人も多いかも知れない。
私の思いと同じ言葉が、その本の中にいくつも綴られていた。
だれにも分かってもらえない苦労。終わりの無い障害との戦い。
その中で見いだす、「みんなありのままでいいんだ」という許しの
言葉。

夫が少しでも救われ、楽に生きて行けるように。
この受診が何かの始まりになりますように。

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