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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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人間にしかないと言われている、他者への深い思いやりや感謝の念。

それをいつも目覚めた状態にしておくことが出来れば
私たちはどれだけ人生を楽に出来るだろうか。

仏陀は結局の処、それを生涯人に説いてまわったのだと思う。

仏教徒にならなくてもいいから、人への思いやりと感謝の念を取り
戻せればいいのだ。それは人の為ではなく、自分自身の人生を救う
ことになるのだから。

こんな不況で、クライエントの数はめっきり減ったけれども、不況
も関係なく、にっちもさっちも行かなくなった人はやはりいるよう
で、カウンセリングもゼロにはならない。

「私は治るんでしょうか」
自分の苦しみに終わりはあるのかと、渦中の人は不安に思う。
誰だってそうだ。私だってお産の時にはあまりの苦しみに「お産っ
て、ちゃんとおわるんだよね!?」と自問したものだ。
そういう時には、すぐ側にいる、平静な人の言葉が欲しい。
「大丈夫、ちゃんと終る」と平静に言って欲しいものだ。
だから私もクライエントに言う。
「必ず治ります」

そしてそれは本当だ。
どんなものにも終わりがある。すべてのことは変化する。
私が確信するまでもなく、それは自然の摂理であり真実なのだ。

「私はどうしてこう駄目なのだろう。私はなぜ運が悪いのだろう」
こんな風に自分にばかり意識が向いている人には外への気付きを増
すように促す。

「人はどうして意地悪なのか。あの人は何故あんなに酷いことをす
るのか。」
こんな風に他者にばかり意識が向いている人には、人ではなく自分
がどうするかに気付いてもらうよう促す。

人を見ろと言ったり自分を見ろと言ったり、私の言うことは相手に
よって正反対だ。けれどそれがその人に必要なことなのだ。
自分の言葉が一貫していないようでこれでいいのかと思ったことも
あるけれど、なんと、釈迦も相手によって全然違うことを話してい
たと聞いた。
それは相手によって、知識もその時の知力のレベルも、経験したこ
とも違うからだという。一切知という、全知全能の能力を持ってい
たと言われる釈迦にとって、その人の現状は手に取るようにわかっ
たはずで、その時のその人に一番役に立つ言葉を紡いで導いていた
のだろう。釈迦にとって、後に残る自分の言葉の整合性はどうでも
よかったのではないだろうか。

自分に対する人の評価より 目の前の人の幸福を。
そんな気持ちだけは、お釈迦さまと共通していると想えば、何とな
く安心する。


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