忍者ブログ
Admin / Write / Res
2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
MoonLeaf
性別:
女性
職業:
Peace Maker
自己紹介:
Member of MENSA International
最新CM
[04/21 ボーズ]
ブログ内検索
アーカイブ
バーコード
フリーエリア
忍者アド
カウンター
アクセス解析
[192]  [191]  [190]  [189]  [188]  [187]  [186]  [185]  [184]  [183]  [182
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

自分の内面に変化が起きるような経験をすると、心の仕組みが組み変わったり、変化したりして、結果的に感じ方、考え方に変化が起きることがある。

カウンセリングはそれを意図的に起こすようにするものであり、ワークショップでは自分の知らなかった自分に出会ったりする事でそれが起きたりする。

心というシステム(ルールブック)に変更が起こると、私たちは感覚が変わり、感覚が変わるから考え方が変わる。
例えば、先端が尖ったものが怖いという「先端恐怖症」の人は、心のシステムに変更が起きれば、その後に尖ったものを見ても以前ほどは怖いと感じない。劇的に変わってしまう場合には、尖ったものを触ることさえもなんとも感じず、平気になる。怖いものが怖くなくなれば、考え方も楽観的になるし、明るくなる。

自分なんて何をやってもダメと感じてしまう人は、頭では理論的に自分にも他の人と平等なチャンスがあると理解していても、感覚が「自分がやれば必ず失敗する」と感じるので、当然考え方も暗くなり、不安から後ろ向きな性格になっていく。
自分なんてダメ、と感じている感覚に変化が起きれば、当然他の人と平等に自分にもチャンスがあるのだという考え方を受け入れられるようになり、結果として行動も表情も明るく前向きになるのだ。

つまり、私たちの生き方の全てに、自分自身の感覚が影響を及ぼす。

どう感じるのか、という事だ。

処で、自分の心(というシステム)に変化が起きた瞬間を発見するという経験は、本当に面白い。

それは間違いなく自分の人生が、大なり小なり、路線変更した瞬間だからだ。

私は渡辺篤史の「建もの探訪」という番組が昔から好きで、何年もの間ずっと見ている。この番組を見る時、私は出てくる家のユニークな点や工夫に凝らされた点などを見て頭の中に自分の将来の理想の家を描くのだ。ああ、こういうキッチンはいいな、とかお風呂はこういうのがいいな、とか。

ところが、先週、これに変化があった。
いつもなら「いつか住む(建てる)自分の家」を思いながら楽しく番組を見ているのに、その日は違ったのだ。
素敵な広いテラスへとつながるオープンリビングを持つその家を見ながら、私は「私はもう自分の家なんて建てないんだろうな」と感じていたのだ。こんな感覚は生まれて初めてと言ってもいいかも知れない。いつか自分の理想の家を建てることにずっと憧れていたのに、その憧れが突然に消えうせてしまった。
番組が面白くなかった訳ではない。でも完全に「人様の話し」になっていた。自分は無関係、自分の憧れも無関係の話だった。これは本当に、小さな変化とは言えない。私の未来は、ここで大きく変化したのに間違いない。

こんな風に、心の変化は予期しない形で現れる。



拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人にのみ表示)
Copyright ©  I realize it when I through it All Rights Reserved.
* material by Pearl Box   * Template by tsukika

忍者ブログ [PR]