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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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3月に広島に行った時、乗ったタクシーの運転手さんはとても面白い人だった。

さかんに、三次に移り住まないかと勧める。
知り合いに頼んでやるから、広い畑つきの古い一戸建てを一万円で借りられるぞとか、何なら就職先も紹介してやるよとか、都会にない良さがあるよと売り込みに一生懸命だ。
月一万円の貸家なんて、冗談なのか本気なのかわからないけれど、もしその話が本当なら収入が減るとしても十分に暮らして行けるだろう。

先月もたまたま乗せた北海道の人がこの運転手さんの紹介した家に引っ越し、福祉関係の仕事も紹介してもらって、北海道から広島の三次に越してきたという。

「おじさんはどうしてそんな事をしてるんですか」
と訊ねると「そりゃー、ただうれしいが。」とゲラゲラ笑った。

言葉通り信用するにはちょっと危ない感じもしたけれど、試しに信用してしまって乗るのも面白い話だった。

車がないと暮らせないほどの田舎だけど、それくらいの田舎なら、こんな話もまだあるんだなとちょっと感心した。田舎の人は、出来るだけ多くの人に移り住んでもらいたいんだろう。人口が減る一方なのだから、若い世帯に住んで欲しいと思うのは、まあ確かにごく自然な気持ちなのかも知れない。

「おじさんは、顔が広いんですねえ」
「まーこんな仕事しとれば、そこら中の人間が知り合いになるよな」
と嬉しそうに言う。
「それで人の世話を焼くのも好きなら、ますます知り合いが増えるでしょうね」
「あー、こうして新しい人に出会ってなーそんで仲よくなるんだよ、わしゃそれが楽しみさ」

人と出会うのが楽しい、という人にあまり悪い人はいないように思う。

田舎をのんびり旅しながら、日本中の田舎を訊ねてみるのもいいんじゃないかな〜と思った。
執筆業で収入が見込めるようになったら、多分、私は田舎に家をもつだろうなと思っている。

書斎と、電話とFAXとパソコンとインターネット。
これだけあればどこででも仕事が出来るだろう。
出来るだけ早めにそうなりたいものだ。




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