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鳥栖での講演会が無事に終わった。

予想していた感じとは全然違っていて、400名収容のホールで、立派な会場だった。
控室で準備していると、駐車場が一杯になり、入り切れない人たちがいるという。
ちょっと…すごい状況なんだけど…と緊張して胃が痛い。

開演時間になり、立派なホールの最前列の端にこっそり座る。

壇上に代わる代わる、福祉関連の役人が上がり祝辞を述べる。
祝辞の最後の一人はなんと鳥栖市長だった。
議員の祝電も披露される。

うわ、うわ、うわ。
なんかすごい事になってる?
そんな、鳥栖市民級の大規模な講演会の講師に呼ばれてたんですか?
公民館でのプチ講演くらいの気分で来たんですが…。

それからとうとう、「先生です、どうぞ」と壇上に招かれる。

うー。なんか、全然思ってた感じと違うんですが。
ライトまぶしい壇上に上がって、何から始めようかとこの期に及んで考えてしまう。
準備してきた内容を頭の中でくるっと見回す。
目の前には200名以上の聴衆、最前列には市長をはじめとして偉い人たち。

もういいや。この状況を楽しもう。
と目の前にいる人たちの顔を一人ひとり眺めながら、挨拶をはじめた。
始めてしまえば、何でもない。
小さな10人の輪で話すのも、大ホールで250人に話すのも、同じことだ。

事前に準備した内容に、大筋沿っているのだけれとも、細かい原稿はそもそも用意していない。
だいたい私は、講演の時には原稿をそのまま読むなんてやり方をしない。
「原稿を棒読み」ほど面白くないスピーチはない。たぶん聞いているほうも相当退屈するけど、やっている方もまったく面白くない。

私の場合、いくつか、話すポイントを絞って、それに従ったエピソードを用意しておくけれど、細かい言葉まで決めていない。一語一句は全部その場でのアドリブになる。

それってもし段取りなど忘れてしまったらどうするの?不安じゃないのか?と思われるかもしれないが、私には、その方が楽なのである。
がちがちに原稿を準備すると、多分内容は洗練されるけれども、原稿に意識がむかってしまい、目の前の人が見えなくなる。

私は 目の前の人の顔を見ながら、反応をみながら、その瞬間思いつく事を話す。
だから用意したエピソードは全然話さず、その場で思い出した事を話したりしている事もよくある。

実は、用意しているネタ(エピソード)は、「頭が回転しなかった時の保険」としてあるだけで、講演のほとんどはアドリブなのだ。
決まっているのはテーマだけ。
そのテーマにそって、その場で話したい事を話している。

経験上、アドリブの方が、確実に結果がいいのである。
まず私自身が楽しい。そして聴衆の反応がいい。
やっぱり、その場で出会っている人たちと話す、というのはその場での反応の掛け合いだと思う。
棒読みの講師なんて、私だったら退屈してしまう。それはビデオを見ているのと同じだからだ。
目の前で観客の反応に講師が反応していてくれないと、足を運んでライブを楽しんだという手ごたえは得られないだろう。

私は、そこで、「人々と出会っている事を楽しんでいる」んだな、と今思った。

終了して、たくさんの人たちに「感動しました」「ほんとによかったです」と声をかけてもらった。
喜んでもらえてうれしかった。

実はその前の晩には、信州からの知人と話していて、明け方までかかっていた。
2時間ほど仮眠して、講演にむかったのだった。

どんな状況でも、ライブを楽しみ、来ている人をしっかり感じ、そして出会った事を感じて楽しむ。
それが成功できて、嬉しかった。

講演会は緊張するけれど、やっぱり楽しい。

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