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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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朝、5時前にひとりでに目がさめた。
意識しておけば何時でも好きな時間に目が醒めるのは私の特技の一つなのだ。
(緊張性の睡眠障害とも言うらしいが)

スーパーに入ると早朝なのにけっこう慌ただしい雰囲気。
新しく入荷した商品を店員さんたちが棚に並べる作業に忙しそうだ。
元気に「いらっしゃいませー!」「おはようございまーす」と声を掛けてくれる。
日本人は本当に真面目で、勤勉だなと思う。
こんな早朝でもマニュアルとは言え、こんなに元気に働いてくれている人たちがたくさんいるんだと、嬉しくなる。

朝ご飯を買って、車に戻る。
5時過ぎ、夫に電話を入れてみる、
予定通りのバスに乗る為には、もうそろそろ家を出ないといけないのだ。
「むにゃ〜…寝てた」とか寝ぼけた声が帰ってくることも想定しつつ、電話をかける。

「もしもしー。起きてた?」
「うん今から家でるとこ」
おおーーー!!上出来!

一般的には予定通りに出来ているのは当たり前なのだが、我が家では普通のことが出来ると大喜びなのだ。しかし油断禁物。バスに乗るまで、いや別府で出会うまで、どんなポカをするかわからない。
「天神のバスセンター。分かるよね。頑張って」
「うーん…」
頼りない返事だが、頑張ってもらうしかない。電話を切る。

しばらくすると、夫から電話。
「バスセンターってどうやっていくの。西鉄天神駅の処までは来たけど、バスセンターの上り口がわからない」
「その辺の人に聞いて。頑張れ」
そうそう。天神バスセンターの上り口って分かり辛いんだよね。とくに、情報を取得することが困難な彼には難しいだろう。でも一つ一つ、乗り越えてもらうしかない。祈るような気持ちで、夫が苦手なことに立ち向かっていることを応援する。

頑張れ、頑張れ〜と思いながら時間を気にしつつ、娘を起こしたり、朝食を取ったりして過ごす。
しばらくして、「別府行き、乗れたよ。」という電話。
やったー!!偉い夫!!よくやったぞー!嬉しくて、誇らしい。

「到着したらそこから電話して。すぐに行ける処にいるから」
という声はごく普通。冷静。別にあえてそうしているのでも、冷たくするつもりでもないのだが、私は昔から喜びを表現しないようにしつけられてしまっている。もっと喜んであげればいいのに、ストレートな表現ができなくて難しいのだ。

「パパ、バスに乗れたって!よかったね」
と娘に言うと
「私は1年生の頃から乗れたけどね」と自慢する。


夫は9時30分ごろ、無事に別府に到着し、私たちは合流した。
一年中ほとんどいつも一緒にいる夫と、こんなに離れた場所で出会うなんて、なんだか不思議で面白い感覚だ。

さあ、家族揃って、今日も予定がたくさん。
そして、今日が旅の最後だ。
娘の思い出がたくさん増えますように。

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