2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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病院から、鉄輪を通過し、スギノイホテルに直行した。
道すがら、夫に鉄輪で二晩を過ごしたことを話す。
夫は「よくこの天気で、外で眠れたね。寒くなかったの」
と驚いていた。
「蒸気が上がってるでしょう。地熱もあるんじゃないかなあ。寝袋と毛布のセットで思ったより全然寒くなかったんだよ。ほんとに。」と言うと「ふーん」と感心している。
「ライフな感じで楽しかったんだよねー」と言うと娘が
「そうそう!ライフなのよー!」とはしゃぐ。
楽しくはしゃいでいるうちに、スギノイホテルに到着した。
まずは腹ごしらえである。
スギノイホテルはビュッフェレストランで九州一を目指しているそうだ。
ご自慢のビュッフェを試させていただこう。
ランチメニューだった為だろう、あまり品数は多くはないし、メニューにも目新しさはないけれど、サービスは満足できる一流のレベルだった。スタッフの気配りと物腰、言葉遣いや笑顔も、十分合格点を出せるクオリティ。そうそう、ホテルのホスピタリティとはこうありたい。
少なくなった品の補充もスムーズで、お客にフラストレーションを抱かせない。うんうん、ビュッフェとはこうありたい。
味は、ホテルレベルで10段階評価をすると、7か8という処かな。
どの品も無難にまとめられていた。万人受けするための調整をすれば特徴のある味にはならない。それがホテルの味だ。とんがらないのがホテルの味。
これは美味い!というものは1、2品だったが、多くのビュッフェにはそういう一品さえないことの方が多いので、十分合格点である。
価格帯にもよるけれど、ビュッフェは「まずいものがない」くらいで十分に合格点をあげなければならない。「何を食べても美味しい」というビュッフェがあれば理想だが、そんな素晴らしいビュッフェに出会うには、それ相応の値段を払わなければ出会えない。
実際には1、2品でも「とても美味しい」と思うものがあったら、それはとても良いビュッフェなのだ。
素晴らしい眺望の席で、お腹いっぱいになって、さあ次はアクアガーデンと棚湯にレッツゴーだ。
スギノイホテルは傾斜地に建っていて、しかも本館とHANA館を繋ぐ距離が恐ろしく長い。HANA館の階数と本館の階数が違うので、今どこにいるのやら訳が分からなくなる。しかもスギノイパレスという別館もあって、うろうろとさんざん館内で迷ってしまった。
アクアガーデンは、2010年12月10日にオープンしたばかりの、スギノイホテルの新目玉施設だ。家族もカップルも一緒に水着で楽しむ温泉。海外では温泉は水着着用が一般的だが、日本でこのような施設は少なく、珍しい。
覚えている人もいるだろうが、スギノイホテルはかつて一度経営破綻している。
経営破綻から再生させるにあたって目玉施設として作られたのが、展望温泉「棚湯」である。素晴らしい眺望とそれを一切妨げないよう、ガラスも壁もないお風呂だ。
そして、今回のアクアガーデンはその棚湯へと更衣室から行き来できるということもあって、非常にお得で魅力的な施設になっている。
施設の真新しさに加え、床材、壁材、天井、照明すべてにとても高級感がある。
娘は大喜びでプールに飛び込んだ。夫はもともとプールやお風呂などの水系が大の苦手だが、入ってみると「これは今までにないし、新しいね」と感心していた。
暖かいので泳ぐというより浸かるという感じだが、雪降る中で温泉に入るのはなんだかとても贅沢で気持ちいい。娘はおおはしゃぎだ。
温泉と謳っているけれど、プールの匂いがする。
つまり、塩素がかなり入っている。たぶん法律の問題なのだろう。
仕方ないのだろうけれど、お肌にはあまりよくないかも。最後は棚湯仁入って流さなくちゃ。残念ながら、ここは減点だ。
従業員が3名ほど、吹雪の中に立って、水着姿のお客の安全を見守っていた。
仕事とは言え、この天気は本当に可哀相だなと思った。辛い仕事だろう。
一旦、ガーデンがどんなものか分かり、楽しんだので、次は水着のまま更衣室へ戻り、脱いで、棚湯に入る。スギノイのCMには必ず登場する棚湯は、本当に優雅な温泉で、バリ島ウブドの最高級リゾートを彷彿とさせる。
棚湯とアクアガーデンを行き来すれば、本当に丸一日を過ごせそうだ。
再度水着に着替え、アクアガーデンに戻る。
目当ては夕方6時、7時、8時に行われる噴水ショー。
美しい照明と音楽、噴水の織りなす瞬間の造形美。
そして、絶景の吹雪。非常にドラマティックなショーだった。
この光景は一生に一度だと、心から堪能した。
ショーが終わって満足し、スギノイホテルを後にした。
もし間に合えば、鉄輪の地獄蒸し体験だ。急げ急げ!
途中でスーパーに寄り、卵、芋、豚肉、鶏手羽など買い込む。
これを地獄蒸しにするのだ。
「ねえ、多過ぎるって。食べ切れないよ」と夫が止めるが、「大丈夫だってば」と押しきる。
蒸し上げてしまえば持って帰っても食べられる。
しめしめ、お正月の食事の支度をさぼれるではないかいな。
初日に娘と見つけておいた地獄蒸し体験館に飛び込むと、
最終受付だった。やった!間に合ったー!
100度以上ある蒸気の上がる釜で、自分で蒸し上げるのだが、係の人が素材や量をみて時間の目安を指南してくれる。蒸し上がったものを、その場で食べられるようにテーブルがあり、皿や端などの食器、塩や醤油、味噌などの調味料を自由に貸してもらえる。
あつあつのほかほかを、三人でばくついた。
とても柔らかくジューシーに仕上がっている。
素材の味には塩がベスト!そして温泉の香り?ほのかに独特の香りがする。
寒い中、暖かい蒸し料理はとても美味しかった。
案の定、半分以上食べ切れず、持ち帰ることにした。
「あー、予定してたことが、全部できたねーいい旅だったねー」
と言いながら、帰路についた。
明日の朝までに、福岡に到着できればOK、という予定。
なにしろ、猛吹雪なのだ。あらゆる山道は封鎖され有料道路は止まっている。
福岡に戻るには、ものすごく遠回りだが海沿いを北九州まで北上し、国道を南下するしかないだろう。娘はさっさと寝袋に潜り込み、すやすやと眠った。
夫と、二人、のんびり話をしながら。運転を交代したり。交代で眠ったり。
走ったことのない道を、標識を頼りに。吹雪の中を走れ走れ。
6時間ほどかけて福岡へドライブした。
戻ると、もも(犬)がお腹をすかせて待っていた。
ただいま、我が家。
31日になっていた。
本当に、いい旅だった。やりたかったこと、全部やった。
旅費は夫のバス代も含め、しめて3万5千円。
年末に親子二人で3泊4日の旅行としてなら、十分安いよね?
またこうして、旅をしよう!
貧乏旅行大好き。スケジュールに縛られない旅行こそ、旅だ。
道すがら、夫に鉄輪で二晩を過ごしたことを話す。
夫は「よくこの天気で、外で眠れたね。寒くなかったの」
と驚いていた。
「蒸気が上がってるでしょう。地熱もあるんじゃないかなあ。寝袋と毛布のセットで思ったより全然寒くなかったんだよ。ほんとに。」と言うと「ふーん」と感心している。
「ライフな感じで楽しかったんだよねー」と言うと娘が
「そうそう!ライフなのよー!」とはしゃぐ。
楽しくはしゃいでいるうちに、スギノイホテルに到着した。
まずは腹ごしらえである。
スギノイホテルはビュッフェレストランで九州一を目指しているそうだ。
ご自慢のビュッフェを試させていただこう。
ランチメニューだった為だろう、あまり品数は多くはないし、メニューにも目新しさはないけれど、サービスは満足できる一流のレベルだった。スタッフの気配りと物腰、言葉遣いや笑顔も、十分合格点を出せるクオリティ。そうそう、ホテルのホスピタリティとはこうありたい。
少なくなった品の補充もスムーズで、お客にフラストレーションを抱かせない。うんうん、ビュッフェとはこうありたい。
味は、ホテルレベルで10段階評価をすると、7か8という処かな。
どの品も無難にまとめられていた。万人受けするための調整をすれば特徴のある味にはならない。それがホテルの味だ。とんがらないのがホテルの味。
これは美味い!というものは1、2品だったが、多くのビュッフェにはそういう一品さえないことの方が多いので、十分合格点である。
価格帯にもよるけれど、ビュッフェは「まずいものがない」くらいで十分に合格点をあげなければならない。「何を食べても美味しい」というビュッフェがあれば理想だが、そんな素晴らしいビュッフェに出会うには、それ相応の値段を払わなければ出会えない。
実際には1、2品でも「とても美味しい」と思うものがあったら、それはとても良いビュッフェなのだ。
素晴らしい眺望の席で、お腹いっぱいになって、さあ次はアクアガーデンと棚湯にレッツゴーだ。
スギノイホテルは傾斜地に建っていて、しかも本館とHANA館を繋ぐ距離が恐ろしく長い。HANA館の階数と本館の階数が違うので、今どこにいるのやら訳が分からなくなる。しかもスギノイパレスという別館もあって、うろうろとさんざん館内で迷ってしまった。
アクアガーデンは、2010年12月10日にオープンしたばかりの、スギノイホテルの新目玉施設だ。家族もカップルも一緒に水着で楽しむ温泉。海外では温泉は水着着用が一般的だが、日本でこのような施設は少なく、珍しい。
覚えている人もいるだろうが、スギノイホテルはかつて一度経営破綻している。
経営破綻から再生させるにあたって目玉施設として作られたのが、展望温泉「棚湯」である。素晴らしい眺望とそれを一切妨げないよう、ガラスも壁もないお風呂だ。
そして、今回のアクアガーデンはその棚湯へと更衣室から行き来できるということもあって、非常にお得で魅力的な施設になっている。
施設の真新しさに加え、床材、壁材、天井、照明すべてにとても高級感がある。
娘は大喜びでプールに飛び込んだ。夫はもともとプールやお風呂などの水系が大の苦手だが、入ってみると「これは今までにないし、新しいね」と感心していた。
暖かいので泳ぐというより浸かるという感じだが、雪降る中で温泉に入るのはなんだかとても贅沢で気持ちいい。娘はおおはしゃぎだ。
温泉と謳っているけれど、プールの匂いがする。
つまり、塩素がかなり入っている。たぶん法律の問題なのだろう。
仕方ないのだろうけれど、お肌にはあまりよくないかも。最後は棚湯仁入って流さなくちゃ。残念ながら、ここは減点だ。
従業員が3名ほど、吹雪の中に立って、水着姿のお客の安全を見守っていた。
仕事とは言え、この天気は本当に可哀相だなと思った。辛い仕事だろう。
一旦、ガーデンがどんなものか分かり、楽しんだので、次は水着のまま更衣室へ戻り、脱いで、棚湯に入る。スギノイのCMには必ず登場する棚湯は、本当に優雅な温泉で、バリ島ウブドの最高級リゾートを彷彿とさせる。
棚湯とアクアガーデンを行き来すれば、本当に丸一日を過ごせそうだ。
再度水着に着替え、アクアガーデンに戻る。
目当ては夕方6時、7時、8時に行われる噴水ショー。
美しい照明と音楽、噴水の織りなす瞬間の造形美。
そして、絶景の吹雪。非常にドラマティックなショーだった。
この光景は一生に一度だと、心から堪能した。
ショーが終わって満足し、スギノイホテルを後にした。
もし間に合えば、鉄輪の地獄蒸し体験だ。急げ急げ!
途中でスーパーに寄り、卵、芋、豚肉、鶏手羽など買い込む。
これを地獄蒸しにするのだ。
「ねえ、多過ぎるって。食べ切れないよ」と夫が止めるが、「大丈夫だってば」と押しきる。
蒸し上げてしまえば持って帰っても食べられる。
しめしめ、お正月の食事の支度をさぼれるではないかいな。
初日に娘と見つけておいた地獄蒸し体験館に飛び込むと、
最終受付だった。やった!間に合ったー!
100度以上ある蒸気の上がる釜で、自分で蒸し上げるのだが、係の人が素材や量をみて時間の目安を指南してくれる。蒸し上がったものを、その場で食べられるようにテーブルがあり、皿や端などの食器、塩や醤油、味噌などの調味料を自由に貸してもらえる。
あつあつのほかほかを、三人でばくついた。
とても柔らかくジューシーに仕上がっている。
素材の味には塩がベスト!そして温泉の香り?ほのかに独特の香りがする。
寒い中、暖かい蒸し料理はとても美味しかった。
案の定、半分以上食べ切れず、持ち帰ることにした。
「あー、予定してたことが、全部できたねーいい旅だったねー」
と言いながら、帰路についた。
明日の朝までに、福岡に到着できればOK、という予定。
なにしろ、猛吹雪なのだ。あらゆる山道は封鎖され有料道路は止まっている。
福岡に戻るには、ものすごく遠回りだが海沿いを北九州まで北上し、国道を南下するしかないだろう。娘はさっさと寝袋に潜り込み、すやすやと眠った。
夫と、二人、のんびり話をしながら。運転を交代したり。交代で眠ったり。
走ったことのない道を、標識を頼りに。吹雪の中を走れ走れ。
6時間ほどかけて福岡へドライブした。
戻ると、もも(犬)がお腹をすかせて待っていた。
ただいま、我が家。
31日になっていた。
本当に、いい旅だった。やりたかったこと、全部やった。
旅費は夫のバス代も含め、しめて3万5千円。
年末に親子二人で3泊4日の旅行としてなら、十分安いよね?
またこうして、旅をしよう!
貧乏旅行大好き。スケジュールに縛られない旅行こそ、旅だ。
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