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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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本当に相手に言い返すためにではなく
自分の中で一方的な強者を作らないため、
つまりバランスの良い心でいるために、
反論トレーニングをお薦めしたい。


自分の心の中には、自己批判機能がある。
この機能があるからこそ、人は自分を振り返って
よくない処を改善しよう、成長しようともする。

自分のずぼらな処や、さぼり癖などを見張っていて、
チクチクと心が痛いのもこの自己批判機能が働いている時だ。

しかし。
現代日本には、この自己批判機能のスイッチが壊れている人が多い。
スイッチが入らない壊れ方をしている人もたまに居るが、
多くはスイッチが入りっ放しで切れなくなっているほうだ。
そうなると、いつもいつも自分を批判し、責めてしまう。

人の心にはもともと、自己批判機能とバランスを取り健康でいる為に、
自己擁護機能や自己充足機能が備わっている。
しかし自己批判機能のスイッチが入りっ放しになってしまうと、
バランスを取る為の自己擁護機能、自己充足機能が働く暇もなくなってしまうのだ。

そうなるとたちまち、心のアンバランスが生じ、
自分は大丈夫ではないという不安、自分は劣っているという落ち込み
などが現れてしょんぼりうつむいて過ごすことになるのだ。

これは心の病気ではなく、心の機能の使い方にへんてこな癖がついているだけだ。
だから癖をちょっと修正してあげれば、健康な心になっていく。


そのトレーニング。
きくのも嫌な、批判の言葉に、反論する言葉を考えてみる。
それを考えるだけではなく、必ず、ノートに書いたり、口に出したりすること。
考えるだけでは効果がほとんど現れない。
書いたり、口に出したりすると、効果が現れる。

今、ちょうどテレビで「夫にこれを言われたら離婚を考える言葉」というのをやっていた。

「誰が飯を食わせてやってると思っているんだ」
と夫に言われたら、離婚を考える人がとても多いのだそうだ。

たとえばこの言葉に反論してみる。
「誰が飯を食わせてやってると思っているんだ」
と傲慢な夫に言われたら、
「誰が作った飯を食ってると思ってるんだ」
と言い返してやろう。

「おまえはいいな、三食昼寝つきで」
と言われたら
「あんたはいいな。仕事に終わりがあって。休日があって。こちとら年中無休、24時間労働だ」
と言い返してやろう。

「バカじゃないのか、あんなミスをするなんて」
と言われたら
「バカじゃない。焦らせられたらまともにできることもできないのが当たり前。ちゃんと働かせたかったら、ちゃんと能力が出せるような環境を整えろ」
と言い返す。


これは、本当に相手に言い返すのではなく、相手とは別の言い分や、別の側面を見つけ出し、主張してみるということを「練習」しているだけだ。本当に言い返すと大変なことになるのでやめておこう。

最初のうちはへ理屈に思えることでもいいのだ。
やがて、不安定になりがちで凹んでいるだけだった自分が、打たれ強くなったり、不安定な状態が早めに終ったりする変化に気づくだろう。つまり心がタフになる。

心がタフな人というのは、心が健康な人のこととほぼイコールだ。
適度な自己批判、適度な自己肯定。
適度な反省と、適度な自信。

別にケンカ口調でなくてもいいし、逆に思い切り乱暴な(日頃の自分が決して使わないような)言葉を選んでもいい。
ただの練習、ワークなので、何でもアリだ。


こういう事をすると、自己批判機能が働かなくなるんじゃないかと心配する人もいるが、そうなるのはごくごく一部の人だけで、ほとんどの人は自己批判と自己擁護が両方利くようになってバランスを取り戻す。

自己批判機能が働かなくなると社会性を失ってしまうので、そういう人はたいてい周囲とのトラブルを抱えているが、自分を責め過ぎてバランスが壊れている人よりもずっと数が少ない。多くは、自分を責め過ぎて苦しんでいる。


めげるな、向かい風にこそ胸を張れ!

批判の言葉にうなだれるだけじゃなく
小さな声でもいいから言い返してみよう!

大丈夫、君は絶対、ダメなんかじゃない。


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