忍者ブログ
Admin / Write / Res
2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
MoonLeaf
性別:
女性
職業:
Peace Maker
自己紹介:
Member of MENSA International
最新CM
[04/21 ボーズ]
ブログ内検索
アーカイブ
バーコード
フリーエリア
忍者アド
カウンター
アクセス解析
[522]  [521]  [520]  [519]  [518]  [517]  [516]  [515]  [514]  [513]  [512
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

夕べ娘が布団に入ってから寝つくまでの間に

 「ももに会いたいなあ」

ともらした。

ももをぎゅーっと抱きしめるポーズをして、

 「こんな風にして、顔を押しつけて抱っこしたいなあ」

と言った。

思い返せば娘は毎日、毎晩、ももやチャムにそうしていた。
幼い頃の私がそうであったように、娘も大きな犬達から、安心感や
温もりを補給していたのかも知れない。

そして、寝つく直前に

 「ママ 私のこと、好き?」

と聞いてきた。

 「ママは 死にたいと思ったことある?」

とも聞いてきた。

 「友達にね、昼休みに先生から用事を言いつけられて、昼休みが

  なくなっただけで死にたいっていう人がいるんだよ。

  そのくらいで死にたいってどういうことなんだろうねー」


 「私なら死にたいなんて思わないけどなあ。死ぬくらいなら先生の

  言うこと聞かないほうがいいし」


娘の思っていることは、やはりこうして聞かせてもらえないと知る由も
無いと思う。ももが死んで以来、娘は私の部屋で就寝しているけれど
眠りにつく前にぽつぽつと彼女の口から語られる、彼女の心は、私の
子供時代とは比較にならないほど健康的で、たくましいと感じる。

私の子供時代は、昼休みを奪われただけで死にたくなるほうのクチだ
った。娘のように、死にたくなるくらいなら言うことを聞かない、な
んて選択肢は思い浮かびもしなかった。大人の命令や指示は絶対で、
服従しないでいられるはずがないと堅く思い込んでいた、奴隷のよう
な幼い頃の私の心。

私と娘は、これほど近くに居ても、本当に中身が違うと感じる。
娘には娘の気持ちや考えがあり、それが私とは違うものなのだという
ことを、改めて尊重したいと思う、いくつもの夜。


聞かせてもらえることは 本当に素晴らしいことだ。
娘に感謝したいし、この気持ちを上手に伝えられたらと願う。

ももやチャムが、言葉なしに娘を安心させることが出来ていたように
私も言葉ではない何かで、彼女を大好きだということや、信頼して話
してくれていることへの感謝を伝えたい。


言葉でない 何か。
本当は いつも それが一番大事で
本当は いつも それを感じられれば
私たちは 心の底から安心できるのかも知れない。

拍手[2回]

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人にのみ表示)
Copyright ©  I realize it when I through it All Rights Reserved.
* material by Pearl Box   * Template by tsukika

忍者ブログ [PR]