忍者ブログ
Admin / Write / Res
2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
MoonLeaf
性別:
女性
職業:
Peace Maker
自己紹介:
Member of MENSA International
最新CM
[04/21 ボーズ]
ブログ内検索
アーカイブ
バーコード
フリーエリア
忍者アド
カウンター
アクセス解析
[358]  [357]  [356]  [355]  [354]  [353]  [352]  [351]  [350]  [349]  [348
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

泣いたり 怒ったり 怖くなったりする。
人間なら誰でも。

それが自然な営みだから。
なのに それをことさら「してはいけないこと」のように思っていないだろうか、私たちは。

人と言い争ったり 衝突したりしてはいけないと 幼い頃から教え過ぎていないだろうか、私たちは。


幼稚園や保育園で、あるいは家庭の中で 子供が二人いれば必ず争いは生まれる。
お互いの主張がぶつかるのは お互いが自分の価値を守ろうとしている時に自然に発生することだ。

そんな時に けんかしちゃだめ とだけ教えられてきたのが 今現役の親になった世代ではないだろうか。けんかしちゃだめ というメッセージが強くなり過ぎて 主張することもだめということになってしまっていないだろうか。


今、保育園でも幼稚園でも 子供たちがけんかになると 先生がすぐにすっとんできて すぐにけんかをやめさせ 二人に謝らせ けんかしてはダメと教える。
家庭では 兄弟げんかがおきれば 親がどちらをより叱るにしろ ケンカがいけないと教える。

子供たちは ケンカそのものがいけないと教わり 自分の感情も相手の感情も出すべきではなかったと学んでいるのではないだろうか。私はカウンセリングをしていてそう思う。カウンセリングに来る人たちはみんな、けんかの出来ない人ばかりだ。

子供が幼い頃、もう少しだけ ケンカをとめるのを待てないだろうか。
殴り合いやつかみ合いをほっとけとは言わないが お互いが感情をむき出しにし 何を主張し合っているのか明確にするくらい 許せないだろうか。

そして 殴り合わなくても しっかり主張して お互いの気持ちは同じくらい重みがあるのだと感じられるように 言いたいことを最後まで 20分くらい言えるようにできないだろうか。

それをするには まず大人たちが人間は感情的になるものだということを 内蔵までしっかり根を下ろしたレベルで理解し 自分の感情も受け入れ 許している必要がある。自分の感情を押し殺すだけの方法ではなく より豊かに自分の感情を使い 人間としておおらかに生きている大人なら 感情に向き合うのは少しの時間が必要だとわかっているし 子供に限らず相手の感情にも付き合えるだろう。
まっすぐな生命エネルギーに満ちた、子供の純粋で爆発的な感情に触れる準備を 日頃からしている大人が大勢いれば 子供はその大人の太い幹の側で まっすぐに育つだろう。
自分の感情は 忌むべきものでも未熟の証でもなく ただ人間として自然なものだと受け入れ その上で 感情とどう付き合えば自分をより成長させるのかを考えはじめるだろう。

どこにも逃げずどっしりと腰を据えて座り 相手の生の感情に触れる。そして自分の生々しい感情にも触れる。涙も怒りも不安も 外からも内側からもやってくるものを迎え入れる。
それを使って傷つけあうのではなく 解り合うのだと信じながら 感情を決して殺さずに触れ合うことができれば 私たちは本当に自分との関係性を修復し そして自分以外の人間と絆を結ぶことができるのではないだろうか。


人間は自然であることを捨ててはいけない。
人間は 人工物ではなく 自然物なのだから。
生々しい感情は 醜いものではなく ただ自然の営みだ。

けんかしていいではないか。
けんかを避け過ぎたために 私たちが自分とも相手ともきちんと関われなくなっていることの方が 大きくて深刻な問題なのだ。
けんかしても 関係は壊れるとは限らず より絆を深める為にけんかすることもあると受け入れてみるのは、そんなに怖いことだろうか。

相手の感情に触れたからといって または 自分の感情が溢れたからといって 恐れたり恥じたりして逃げ出すような そんなひ弱な関係性では 不安で生きられず 孤独に耐えられないのではないのか。

自分の中の自然を受け入れることを学ぼう。
それが 結局は地球の環境問題とも世界の戦争とも関わっている。
今人間が抱えている問題のほぼすべてが 自分の中の自然を壊した為に起きているのだ。

自分の中の自然を受け入れることを学ぼう。
自分の中の破壊された自然を回復しよう。
私は それを多くの人たちと一緒に学びたい。
私が人々を導くほどの存在であるかは解らないけれど 共に学ぶことならできると思う。

自分を見つめるスキルを得て 瞑想する場を造ること。
そして自然豊かな場所に庵を結んで 私流の内観道場を開きたい。
その未来の為に 生きている気がする。

「心のヨガ教室Twin Wings」と命名した教室は 以前のセルフカウンセリングクラスの延長線上、そして私流ゲシュタルト道場へ続く一歩。ゲシュタルトの気付きのスキルと内観はよく似ていると思う。でも私が内観道場をするなら決して責めない内観。静かで豊かさへと続く内観。自分の過去を整理し未来の可能性を拓く内観。
それを提供する場を 一日も早く作りたい。

ゲシュタルトと言っても普通の人には解りにくいから、内観道場と言うだろうけど、早くそれを実現したい。

生きるのに疲れた時 静かにただ自分に触れるための避難場所。
自然に還る場所。

拍手[1回]

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人にのみ表示)
Copyright ©  I realize it when I through it All Rights Reserved.
* material by Pearl Box   * Template by tsukika

忍者ブログ [PR]