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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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友人のメアドからその友人本人が昨日亡くなったというメールが届いた。
その文字を見た途端、心臓がぎゅっと何かにつかまれたようなショックを受けて、何故、ブログにはあんなに元気に活動している様子がアップされていたのに、と頭の中が混乱状態に。

「ついては彼の遺言で、今月メモリアルパーティを行ないます。お集まり下さい」と書かれている。

そのまま読み進めるために画面をスクロールさせていくと「なんてな。冗談やで」と書かれてあり、イベントの告知文が書いてあった。

そのメールが送られてきた日付は4月1日だった。


しばらくして少し冷静になってから、エイプリルフールの冗談なのだから、と気を取り直そうとしたが、どうしても許し難い怒りが静かに煮込まれるシチュー鍋のようにふつふつと沸いている。

彼にメールで返信した。「ひどい。全然笑えない。本気で頭にきた」
彼から返信。「ごめーーぇん、許してぇーなー。でもにやにやしてる俺がいます。ごめんな!」

ふん、とそのメールを片目で眺めて、彼のいたずら、悪ふざけは今に始まったことじゃないと思う。
でも、どうして自分はこんなに怒っているのだろう、と自分の事を観察しはじめた。

何か、傷付いた感じがしている。
どんな風に? うーん、裏切られたような。
彼は死んでいなかったのだから、よかったはずなのに、この傷付き感は何だろう?

そうだ。試されたからだ。
彼は私が怒ったことをニヤニヤして喜んでいる。
私にとって、彼の死が無関心ではなく大いに反応することだったと解ってニヤニヤ喜んでいる。
彼は私の(他の多くの友人達の)愛情を試したんだ。

いつでも愛情や優しさは無防備。
自分を守ることのない純粋で柔らかい気持ち。
疑われたり試されたりすれば簡単に傷付いてしまう。

彼に返信した。
「いいわ。エイプリルフールだし、許したる。でも代りにホントに死んでも信じないからね」

私はまだ怒っている。
彼は友人たちから不評を買ったに違いない。

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