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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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新しいお財布を探している。

なかなかこれ、というものに出会えない。
今使っている財布は、2年前に買ったものだけれど、これを買った当時には本当にお米を買うにも勇気がいるほどの極貧状態だった。その中で数千円の財布を買うというのは、実に無駄遣いだと言われそうだ。今どき、100円ショップでも財布は売っているのだから、その40倍の値段の財布というのは、確かに贅沢品だったに違いない。
しかし、実際には、この財布というアイテムへの投資は本当に極貧を救ってくれた。

「お気に入り」はその存在そのものが、気分を良くしてくれる。
極貧の中、このお財布は私の日々のお金の管理を楽しいものにしてくれた。
いくつかの仕切りに分かれていて、私はそれぞれの仕切りを「第一財布」「第二財布」「第三財布」と名付けていた。第一財布には食費光熱費などの生活必需品の出費用のお金が入っている。第二財布は、ささやかなレジャー、娘とちょっと寄り道をしておやつを買う時などのココロの潤いに使うお金が入っている。第三財布は緊急用でまず普段は手を付けないお金が入っている。
一つの財布の中に、3つの財布が入っているような状態で、それぞれ使い道を明確に分ける事で、貧しくとも貧しいなりに楽しく生活する事が出来た。
身分よりも高い財布を持つ、という事は、財布を大切に扱う事につながった。そしてその中には当時の生活のすべてを支えるわずかなわずかな全財産がしまわれていて、そのお金を大切に心を込めて管理する事につながった。

夫は、食品の買い物の時に私が「それは買っても使わないで腐らせるよ」「それよりこっちが安いから」と厳しく金額を管理しているのに、突然「ここでご飯食べて帰ろう」と外食する事に矛盾を感じていたようだが、それは財布が別だからこそ出来る事だった。気持ちまで貧しさに負けてしまうと、わずか300円のたこやきが買えなくなる。100円のお茶一本が買えなくなる。そしてますます貧しさに追い込まれた気分になって不幸になってしまう。
どんなに貧乏でも、楽しくいること。自由を手にする事。それが私の信条で、この財布はそのことにとても役立ってくれたのだった。

古くなったので、そろそろ「お気に入り」の代替りの頃だ。
それでこのところ、新しい財布を探している。

私は、ブランドにはまったく興味がない。
質の良いものや、機能が高いものにはおおいに興味がある。
たまたま質が良く、機能が高いものがブランド物だった、という事はあるが、積極的に「このブランドが好き」と思って買う事はまったくない。
ブランドものの財布も、もしかして高機能かもと思って見てみるが、機能はさほどでもない。私の機能に対する要求が高すぎて、こだわりすぎなのだと思うが、それでも妥協せず探す。

そうやって手にしたものは、私の相棒になって、私の幸せ作りを手伝ってくれるからだ。

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