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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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ももちゃんは毎日、本当に痛みと闘い
癌細胞と全身で闘い、頑張っています。

そんなももを毎日見ていると、時々、それを見ている自分の
感覚が麻痺している事に気づきます。

心をももにたいして本当に開いている時には、小刻みに震え
ている体、少し早い呼吸、こちらを見ようとしない気力のな
い目、いろんなことから繊細にももの痛みや苦しみを感じる
のに、私の方が仕事で疲れている時、ずっとももを何時間も
さすっている時、ふとももの痛みにとても鈍感になっている
のです。

痛そうにしているのが毎日続くと、毎日可哀相にと嘆いてい
る事もできなくなり、感情の起伏が薄くなって、「今日も痛
いんだろうな」と他人事になっている自分に気づくのです。

これは心の機能のひとつでもあるのだと思います。
人間の心に限らずあらゆる神経経路は、どんな刺激でも同じ
強さで与えられ続けると、同じようには反応を起こさなくな
ります。つまり、刺激にたいして、馴れてしまうのです。

ももちゃんも、毎日続く痛みに対して、鈍感になっているで
しょうか。それならいいけれど、本当にそうなら、あんなに
苦しそうに、悲しそうに時々、鳴くことはないのだと思います。

私の方はももの痛みに鈍感になります。
私がももをみて悲しくなったり可哀相で苦しくなり、自分の
コンディション次第でそれを感じなくなるのは、感じている
悲しみも辛さも、私の感情(ももの、ではなく)だからなの
です。

どこまで近づこうとしても、実際には、他人事なのです。


これが事実。

だからこそ、いつでも、相手にたいして心を開こうと心がけ、
鈍感にならないよう、油断しないように、努め続けなければ
ならないのだと、何度も自分に戒めています。


人間は、人の痛みを感じることはできない。

出来るのはただ、自分の経験と想像力と優しさから生み出す、
相手への感情を枯らせないようにすることだけなのではない
でしょうか……

あなたの気持ちはわかるだなんて

一生 言えないなと 思います。

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