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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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癌になると とにかく疲れやすくなると聞いていますが
本当にそのようです。
あれだけ体力が余って元気だったももが、一日中横になって
まったく動きません。

食事を取ると、直後に吐き気に襲われるようになってしまいました。
かといって食べたくないのかと言えば、とても食べ物には反応し、
食べたがっています。

なのに、食べるとその後、キューンと苦しげに鳴いたかと思うと
吐き戻してしまいます。キュンと鳴いた時に体や喉をさすり続けてやると、
吐かずに済むことがあるので、食後も一時間ほど側につきっきりになります。

可哀相に、食べたいのに、食べられないのです。
少しの量づつ、一日に何度も、食べさせて何とか体力の維持が出来るよう
頑張っていますが、癌は恐ろしいほど体を弱らせていきます。
吐かずに済んだ一食があると、ホッとし、吐いてしまうと「何とかして食べ
させてやらないと死んでしまう」と追い込まれた気分になります。

食道、胃の噴門、幽門、胃壁のいずれかに、なにか障害が起きていることが
予想されます。何回も食べさせますが、どうしても食事の総量が減ってきて
いるのでがどんどん痩せてきています。
こういう病状で、食事が出来なくなったら、犬の場合は数日以内に死にます。
だから食べたがってくれることは、本当に心の支えです。ももが食べたがっ
ているものは何でも食べさせてやろうと思います。

もう何週間も前から、乳房がただれ、皮膚が右側のお腹の広い範囲で溶けて
しまっている状態なので、単純に傷としても、ものすごく痛そうです。
毎日、傷には皮膚の代わりになるラップ療法の部材をあてて交換しています
が、この交換がまた、大変な作業で1時間かかります。

傷につけている部材を外す時に怖がって、めちゃくちゃに暴れます。
それを二人で押さえつけて、外し、傷を少し洗いますが、この時には痛がっ
てむちゃくちゃに暴れます。
顔を加減ナシに蹴られた事もあり、危うく鼻を骨折する処でした。
ももにとって、この処置タイムは恐怖の時間です。
暴れさせるとももが体力を大きく削られてしまうので、出来るだけ怖がらせ
ないように、痛くないようにするのですが、そうすると時間が非常に長くか
かります。

それでも、交換して、包帯やズボンできっちりと傷が覆われると、傷の痛み
がかなり減るようで、見違えるように楽そうになり、表情も穏やかで明るく
なります。

ももがはあはあと荒い息をしている時には、「お腹の皮膚のただれている
処が痛い」「気持ち悪くて吐きそう」「暑い」のどれかなのですが、家族は
そのどれなのかが見分けられるようになってきました。

気温が高くなると、健康な犬でも、まいってしまうというのに、ももにとっ
てこの夏をどうしてあげれば、乗り切れるのだろうかと、悩んでいます。
本当に、宣告された命の期限、7月末でももは死んでしまうのだろうかと。

昼夜を問わない看病で、本当に時間が足りません。
食事も、作る時間と気力体力がなく、インスタントや冷食ばかり、酷い時には
スナック菓子で終っています。夫と子供の食事を作ることも2回に1回は出来
ていません。作るだけで精一杯で、食欲が全然わきません。二人が食べるのを
見ながら、ちょっとだけつまむ…そんな感じが続いています。
ましてやNPOの仕事の方に回す余裕はなく、会報は完成間近だというのに、
まったく手を付ける時間がありません。

私の人生、ほんとにカッコ悪いなと思います。
やると言った事がいつも、思ったようにはできなくて。
周りの人に迷惑ばかりかけています。
「あの件はどうなったの?」とみんなから何か突っ込まれる気がして
本当に気が塞ぎます。
でも、出来ることを精一杯やっているはずと自分を責めないでいることに
努力し続けています。
明日からは久しぶりの福岡での講習会も始まります。
ももを一人で留守番させても開催するのだから、ももの為にも頑張らなく
ては。最良の私で講義をし、最善の結果を出さなくては。

呼吸して。
少し自分の体のスペースを広くします。
そこに色んな思いの居場所を作ります。

生きることは 私にとって そのような作業の連続そのものです。

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