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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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引き続き、傾聴で心理的支援をする活動の準備作業をやっています。

が、終わりが見えません。
しかしいつまでも企画会議をしている訳にはいかない。

サイトにあげる情報を選定したり書いたり。
NPOの会報を作らないといけないし、県や法務局への届け出書類も作らなくちゃ。

この上なく地味な仕事が山のように目の前に積もっていて、企画に意識が集中できない、と泣き言を言いたくなりますが、だめだめ。そんな泣き言、誰も聞きたくないんだから。

そういう時は自分の頬に手を当てます。
そして優しいお父さんが言ってくれるようにささやきます。

いいんだよ、自分に出来る事を一つ一つ、半分づつ半分づつでもいいから。
それが自分の等身大。
精一杯やったなら、それでいいんだ。


ふと考えてみると、開発会社の頃、よくこうして連日先の見えない中で企画会議をしたっけ。
でもあの頃は、やることはそれだけでよかった。開発社員は、開発の事だけを考えていれば良かった。事務作業は事務員さんが全部やってくれていた。
お茶もコーヒーもいれてくれて、お弁当を注文してくれたり、電話を取ってくれたり、私たちは存分に会議室でぼろ切れになるまで幾晩も夜遅くまで頭を絞っていればよかったんだ。アイデアの収束が出来ず、出来たかと思えばまたゼロになる企画。砂で城を造ろうとしているかのような毎日は苦しくて、でも楽しくて。
そうして生み出した企画が認められ何億円の契約に結びついた時の喜び。
翌日からすぐに始まる実開発作業。昼夜を問わず、スケジュールをにらみながら今度は創意と工夫と努力のすべてを駆使しての開発が1年以上も続きます。

ああー…本当に恵まれていたんだなと思うのです。
そして、年単位で、忍耐強く一つのことに取り組む根性は、あの仕事の中でも培われてきました。

今、事務員さんはいないけど感謝すべき事は自分で気づくぶん、たくさん生まれるはず。
ないものを数えるのをやめて、まだ見えていない「あるもの」に気づこう。

福島も、青森も、岩手も、宮城も、茨城も、みんなやっと生き延びているだけで、まだまだ復興なんてしていない。
これから、仮設住宅に入り、そこから自立すべくいろんな場所へ移り住む。
その中に、津波が少なくて温暖な九州に移り住もうという人たちも必ずいるはず。

災害の被害者を傾聴するということが出来れば、おそらくありとあらゆる場面で傾聴能力を発揮できるのです。本物の、「傾聴カウンセラー」と呼んでも差し支えない実力がつくことでしょう。
育児に苦しむお母さん、孤独に苦しむお年寄り、親に相談できない子供たち、みんなをきく事ができるでしょう。
大丈夫、大丈夫、あなたと一緒にいるよと 優しく寄り添ってくれるでしょう。

社会を優しく支える手を たくさんたくさん生み出したい。
その為に 今私が差し出すすべての労力と時間に意味があります。

ないものを数えない。
あるものに気づこう。

娘がいちごのへたをとって、お皿に並べて出してくれるようになりました。
嬉しい〜。

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