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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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被災者のみなさんが、一瞬にしてすべてのものを失って、本当に支援を必要としているのは充分分かる。そして、心を動かされた人々が寄付、募金をしているのも、よく分かる。

そして、私は、自分が被災者だったら…と想像する。


ある日突然に平穏な生活も持ち物も、家族も失う。
そして避難所で生き延びる。
いろんな人が支援物資だといって、その都度いろいろなものをくれる。
食べ物も配給される。
親切に歌を歌って励ましてくれたり、話を聞きにきてくれたりする。
次々に、自分の前に、気の毒そうな表情をした人が現れ、「今何が必要ですか」と訊ねる。

自分は無力なのだと感じる。
人の助けが無いと何も出来ない存在になったのだと、ひどく気落ちする。

ものを失い、愛するものを失い、思い出を失い、そして、自力で生きられる誇りを失いそうになる。

これから私は生きられるのだろうか。
こんなちっぽけな私に何が出来るのだろうか。

やがて仮設住宅に入れるようになる。
そこにもまた新しい親切な人がやってきて訊ねる。
「今困っていることはなんですか」

私は……




みなさんなら、どう答えますか?


私なら「仕事を下さい」と言うのではないかと思います。

もう、親切な人から、気の毒そうに優しい言葉で
「何が必要ですか」「何をあげればいいですか」と聞かれたくない。
自分でもう一度立ち上がりたい、自分で生きていると思えるような、
誇りある平穏な毎日が欲しい、と思うような気がします。

被災者の人には、寄付金以上に、仕事が必要なのではないですか?

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