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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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この仕事を選んで 私は「責めることをやめる」という訓練を10年続けてきた。人を責めることをやめ、自分を責めるのをやめる努力をひたすら続けてきた。

それは自分を責め過ぎていた自分を思い知る10年だったし、小さなことやわずかな理由で人を責める自分を思い知る10年でもあった。そんな風に「責める」ことを排除しつづけている私に厳しい批判をした人がこの3年に二人いた。

「あなたのしていることは相手をつけ上がらせ、甘やかせ、悪を助長することだ。悪を悪といわないものもまた、悪なのだ。あなたは悪に加担しているのだ」
この言葉をA氏とB氏両方から言われた。この三年間、ずーっと言われている。ネット上のことなので、別に何の被害もないのだが。
そしてA氏はB氏のことを、B氏はA氏のことを「お前は悪だ。わがままをいい加減あらためろ」と言い合っているのだ。私はA氏にもB氏にも、同じだけ言い分があると思うし、どちらが正しいとか間違っているではなく、敢えて言えばどちらも正しいと言ってきた。その為に、その両方から責められることになっているのだ。

彼らがそれぞれに、私に膨大なメールを送ってくる。
そして、いかに相手のしていることが間違っているか、主張におかしい点があるかを言い続けている。
二人にはそれぞれ、「私を説得してもどちらかの味方になることはありませんよ」と答えているけれど、この二人の争いは終わらないだろう。そして私は巻き込まれ続けるのかもしれない。

どんな行為にも、言葉にも、それを発した理由がある。汚い言葉を使ったならその結果はその人が背負っている。間違った行いをしたなら必ずその結果をその人は背負う。だから私にはその人をそれ以上に責める理由がないのだ。

私はそう言っているだけなのだけれど。


けれど、二人と粘り強く対話していて、一つ気付いたことがある。
相手のした、いけない行為を「よしよし、そんな馬鹿なことをする理由があるのだね」と容認していたら、叱られなかったその人が増長するということは確かに間違いない。
それはその人の為にならない。確かに。
そしてその人の周りにいる人の為にもならない。確かに。

子供がバスの中で騒いでいたら叱ってやらないのはかえってその子が可哀相だ。
きつく叱るのではなく、「いけないよ」と優しく教えればいい。

子供にならそうしていたけれど、大人にそれをするのはどうかと思ってA氏にもB氏にも、しないできた。けれどその結果、私は二人の両方から罵られる羽目になっている。
実はA氏もB氏も、私の目からみればいけない行為、あきらかに言い過ぎた発言があった。その時どちらの味方でもなく、「Aさん、それはいけませんね」「Bさん、言い過ぎていますよ」と言えばよかったのかも知れない。


例えば政治でも、タレントのニュースでも、私はこの10年、一生懸命批判せずにいようとしてきた。けれども、やり方はそれだけでもないのだなとあらためて思った。
A氏、B氏は私にそれを教えてくれたのだ。

谷亮子は政治家とアスリートの両立は無理だ。
障害者用の駐車場を健常者が使ってはいけない。
子供の前で口汚い言葉を使ってはいけない。
人のことを良く知りもしないのに決めつけてはいけない。

批判力は 公平かつシンプルなら私たちを善く導く。
批判することを恐れ過ぎていたのかも知れない。


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