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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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朝ご飯を、外で食べる人が増えているそうだ。

私が娘をバス停まで送った後に入るスタバでも、朝ご飯を食べている人が多い。斜め向かいのマクドにはひっきりなしに朝マックを買いに来る人が入っている。
家で食べるより、外で一人ほんのひととき、ゆっくり時間を過ごしたいという志向があるのだそうだ。

確かに、その気持ちは分からないではない。
けれど同時に、なんだか少し寂しい気がする。

一人暮らしならいざしらず、家族のいる人なら、朝食くらいは家族一同、顔を合わせて取ってはどうだろうか。
今日の予定は?とか、今日は晴れて良かったねとか、サラダ食べなさいとか、そういう何でもない会話を、家族と交わす事は大切ではないのだろうか。

家族と過ごす事が煩わしい、一人になりたい、と思うのは、家族がもはや自分の幸せの供給源ではなく、単なる重荷になっているという事ではないのだろうか。家でくつろぐことが出来ないから、人から干渉されない人混みのなかでかえってほっとしているのではないだろうか。

家がくつろぐ場所でないとしたら、いったい、どこへ帰ればいいのだろう。
暖かくて、心の底からほっと安心できて、優しさといたわりに満ちた自分の居場所がないとしたら、人はどうやって生きて行くのだろう。

家が安らぎの場でないとしたら、私は生きて行けないと思う。
あらゆるエネルギーが枯渇して、心は冷えて行き、優しさも忘れ、自分に対しても冷酷になり、そして生きる事に疲れ絶望してしまうだろう。

私は一つの物事から、二歩も三歩も先を考えてしまう癖がある。
たかが朝ご飯を外で食べる人が増えたというニュース一つで、こんな具合だ。

だから、私の日常は私の勝手なこだわりに満ちていると思う。
無自覚に何となくそうしている、という事があまりなく、大抵の事は考えた上でそうしている。いい加減にしている事は「適当にしよう」と決めて、つまり手を抜く事を決めて、そうしている。だからそういう私の適当な部分を人に指摘されたり非難されても、「ああ、そこはそうなんですよ。ごめんね」と、あまり改めるつもりがない。それが私をよく理解していない人の神経を逆なでしてしまう場合がある。私に怒る人の反応は、大抵「あんたは反省しないのか!」である。そういう人とは、私はあまり長く付きあえないようだ。

話を戻そう。
私なら、自分の家でくつろげないという現実は絶対に見過ごす事のできない重大問題だ。何しろ、自分の人生の質、さらに大げさに言えば生死に関わっている。だから、徹底的に解決を図る。

家で楽しく朝ご飯を食べられないのは何故か。
何がうまく行っていないのか。
妻や夫との会話が弾まないせいなのか。だとしたらそれは何故か。
家族が煩わしいのは何故か。仕事のしすぎだろうか。
自分に余裕が無くなっているからか。だとしたらそれは何故か。

せっかくの美しい朝日の中、自分にエネルギーを注入する為の美味しい食事を楽しめないのは何故なのだろうか。

それは放置できない問題ではないのだろうか。

自分の家は、完全な安全地帯でなければならない。
外でとる朝食で得られる以上のくつろぎとやすらぎを、家で得られるかどうかは、とても重要なバロメーターではないかと思う。


蛇足
朝食を用意したくない時、自分で自分にサービスするのが嫌な時、人にサービスしてもらいたい時、
私は外で朝食をとる。
でも一番好きなのは、夫や娘に用意してもらう朝食だ。

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