2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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30日。くもり。
気温は30度まで上がるという予報を信じて、サンシャインプールへ。
涼しいと言ってもいいくらいの体感温度で、水に入るのは結構寒かったけれども、娘の喜びようはすごかった。
夫は腰痛と腹痛とで、水着に着替えたものの数十分でギブアップ。打ち上げられたトドのように日なたのプールサイドで寝転がったままとなった。
私は一人で、全力モードの娘の相手をする。
思えば、子供の相手をする事が苦手な私は、いつも娘の遊び相手を夫に任せきりになっている。
娘は「珍しいねえ、ママと遊べてるよ〜」とまたことさらに喜んでいる。
夫が倒れ、私が相手をするしかないからしているのだが、こうして、状況によって与えられる幸せというものがある。
もし夫が元気で、体調も万全であったら、私は娘の相手をしている事にだんだんイライラしてしまうだろう。子供につきあってテンションをあげる事が苦痛だし、一緒にはしゃいだり、暴れたりする事も非常に疲れてしまう。だからそのイライラを、彼に向けてしまうだろう。「少しは交代して!」と。
しかし、夫が倒れているという状況では、私が娘を楽しくさせてあげるのは当然だし、文句を言う気持ちなど微塵も起こらない。いつもの遊び相手が倒れていては、娘が可哀相なので代りに楽しませてやろうと思う。そして、いつもなら出来ない事、はしゃいだり、騒いだりが、出来ている。
娘と遊んであげられた。いつも出来ない事が、出来た。
娘はすっかり体が冷えて、歯の根が合わないほどになるまで、プールで遊んだ。
そして帰りの車の中ではスイッチの切れたロボットのように眠った。
夜、舞鶴公園で花火があがった。
私の部屋のベランダ一杯に、大きな花火が上がった。
家族でそれを眺めながら「いろんな事があったねえ。夏が終わったねえ」としみじみした。
チャムが死ぬ2日前、大濠公園の花火大会に家族みんなで出かけた。チャムの容態が安定していたからこそ行けたのだ。あの日の花火は、チャムがプレゼントしてくれたものだった。
そしてまた、花火を見るとチャムがプレゼントしてくれているように感じる。
がんばったねえ。いろんな事があったねえ。よかったねえ。
そんな風に言われているような、花火の音。
夏が終わる。
気温は30度まで上がるという予報を信じて、サンシャインプールへ。
涼しいと言ってもいいくらいの体感温度で、水に入るのは結構寒かったけれども、娘の喜びようはすごかった。
夫は腰痛と腹痛とで、水着に着替えたものの数十分でギブアップ。打ち上げられたトドのように日なたのプールサイドで寝転がったままとなった。
私は一人で、全力モードの娘の相手をする。
思えば、子供の相手をする事が苦手な私は、いつも娘の遊び相手を夫に任せきりになっている。
娘は「珍しいねえ、ママと遊べてるよ〜」とまたことさらに喜んでいる。
夫が倒れ、私が相手をするしかないからしているのだが、こうして、状況によって与えられる幸せというものがある。
もし夫が元気で、体調も万全であったら、私は娘の相手をしている事にだんだんイライラしてしまうだろう。子供につきあってテンションをあげる事が苦痛だし、一緒にはしゃいだり、暴れたりする事も非常に疲れてしまう。だからそのイライラを、彼に向けてしまうだろう。「少しは交代して!」と。
しかし、夫が倒れているという状況では、私が娘を楽しくさせてあげるのは当然だし、文句を言う気持ちなど微塵も起こらない。いつもの遊び相手が倒れていては、娘が可哀相なので代りに楽しませてやろうと思う。そして、いつもなら出来ない事、はしゃいだり、騒いだりが、出来ている。
娘と遊んであげられた。いつも出来ない事が、出来た。
娘はすっかり体が冷えて、歯の根が合わないほどになるまで、プールで遊んだ。
そして帰りの車の中ではスイッチの切れたロボットのように眠った。
夜、舞鶴公園で花火があがった。
私の部屋のベランダ一杯に、大きな花火が上がった。
家族でそれを眺めながら「いろんな事があったねえ。夏が終わったねえ」としみじみした。
チャムが死ぬ2日前、大濠公園の花火大会に家族みんなで出かけた。チャムの容態が安定していたからこそ行けたのだ。あの日の花火は、チャムがプレゼントしてくれたものだった。
そしてまた、花火を見るとチャムがプレゼントしてくれているように感じる。
がんばったねえ。いろんな事があったねえ。よかったねえ。
そんな風に言われているような、花火の音。
夏が終わる。
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