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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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「軽口について」 をテーマに坂本と延々激論を戦わせた。

3、4時間くらい議論しただろうか。
こんなテーマで延々、議論に付き合ってくれる人はそうそう居ない
ので、ありがたいなあと思う。

で、軽口とは何か。

お酒を飲みながら、あれこれと会話を楽しむ時に、よく我々は軽口
を叩いていると言える。
無責任に芸能人の事を批判したり、会社の誰かをつまみにして盛り
上がったり。

食事や酒の席では別だけれども、
私は一般会話の中での軽口を嫌う傾向があり、坂本は好む傾向がある。
それで、よく互いに気分を害してしまうのだ。
どちらが悪い訳でもないのだが、まず私が
「なんでこのタイミングでそういう軽口をきくかなあ」と批判し、
坂本が「会話を楽しんでいるだけじゃないか」と反論する。

そこでその日は、「軽口とは・軽口の正しい使用方法について」を
議論する事になった。

議論の中で、私にとって、
「していい軽口」と「してはいけない軽口」
があるという事が明らかになっていった。

まず、私は芸能人、芸人、有名人などへの軽口はよほど度を越した
中傷でない限り許容する。
誰がぶさいくだとか、誰が馬鹿とか、あいつは何も考えていないと
か浮気性だとか、そういう類いである。

それから、酒の席、食事の席、テレビ番組を見ながらの場面では
軽口オッケーとなっている。

ところが、普通に会話している最中の軽口はがぜん受け付けない。
そして、芸人・有名人以外の人に関する軽口も許容しない。
「よく知りもしないのに、そんな風に決めつけるのってどうかな」
と憮然としてしまうのだ。

ブラックユーモアというのも嫌いだ。
視覚障害者の人を指して、「まったく、どこ見てるんだ」などの
ジョークを、(もちろん本人に聞こえない処で仲間内だけで)言
うというようなものだ。

男性はこの手の毒ジョークが好きな人が多く、私の男性の友人も
これを本当に冗談でやるのだが、私はまったく笑えない。
私からすれば差別発言だし、当事者が万一にも聞いたらどんなに
胸を痛めるだろうかと思う。
そして、周りに障害者がいないからいいじゃないかというが、障
害者の家族がいる可能性もあるし、障害者を友人に持っている人
もいるではないか、と思う。
どう考えても、その人たちにとって不快極まる、たちの悪い冗談
だと思う。

もちろん、毒のまったく無い天使だけで構成された世の中なんて
気味が悪いし、真面目なだけではつまらない。
けれど、誰もが笑える軽口、楽しめる軽口とは究極的に高度なコ
ミュニケーション能力の上に成立する巧妙な技なのかも知れない。

私自身、それはもうしょっちゅう「もう仕事したくない。遊びに
行く」「もう一生分働いた。もう働けない」などと軽口を叩いて
いるが、これを真に受けてもらっても困る。
これが適度なガス抜きであり、私にとっての健康的な毒吐き行為
なのだから、そこを理解した上で微笑ましい気持ちで見守って、
言わせてくれる坂本は 大変ありがたい存在である。




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