2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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坂本と2時間 激論をかわす。
私という人間の特殊性について延々と述べられ、どうすれば社会に私を理解してもらえるのかを模索したいと言われた。
私は、誰からも理解されなくて仕方ないと思っている。
多くの(ほとんどの)人が私を変人だと思い、私に呆れ、または私の行ないに傷つき、裏切られたと言う事があるとしても、それをすべて避ける事はできないと諦めている。
残念な事だけれども、願っても叶わないものを願うよりこれが私の生きる道と受け止めて自分の道を究める方が私には合っている。何故なら私の人生は残り少ないのかも知れないから。
人に理解してもらう事に力を注いでいたら、生きたいように生きられない内に今生が終わってしまう。私は体が丈夫な方ではない。いつ死んでも不思議ではないと毎日思いながら生きている。長生きするかも知れないが、明日事故で死ぬかも知れない。親とのしがらみで、30才過ぎまでまったく自分の人生を生きていなかった。もう無駄には出来ない。私は悔いなく全うする人生と、全うする人間らしい死を迎えたい。だからもうこれ以上、人の期待の為には生きられない。これは誰が何を言おうが、変わらない。
私は人に優しくありたい。親切でありたい。
人と関わる時には、その人の幸せを願って生きたい。
その人を絶対に支配したくない。
その人をすがらせたくない。
いつでもその人が自由である事を願う。
そのような、私の願う「人との関わり方」を、変えろといわれても絶対に変えることが出来ない。
自分が何者かわかってしまったら、その在りようを変える事は絶対に出来ない。
それは自分の命を裏切る事だからだ。
自分が鳥ではなく、カエルだと分かったら、そのカエルは空を飛ぼうと思うだろうか。
自分がカエルだと知らなかった時になら、もしかしたら飛べるのかも、と思って努力もするだろう。けれど自分がカエルだと知ったら、飛ぼうとするより水の中でどう生きるのかに一生懸命になるのが当たり前ではないだろうか。
私に生き方を変えろと言う言葉は、
「いや、カエルでも、努力すれば鳥になれる」
と言っているのと同じに聞こえる。
無茶を言わないでくれ、と思う。
私は、自分がカエルだと明確に分かってしまった。
驕っていると言われてもいいし、我がままと言われてもいい。
人の評価はもう私には関係ない。どんなに非難されてもいい。
私は、カエルなのだから、カエルとしての一生を、精一杯全うする。
2時間過ぎて、二人とも激論に疲れてきた頃、坂本はぽつりと言った。
「たくさんあなたを試すための質問をした。あなたの答えには矛盾がない。あなたが真実、そういう存在である事を認めざるを得ない」
極端に変わっている(のだろう)私の個性。
それを受け入れるのは、パートナーとしてどれほど大変だろうか。
しかし受け入れてくれたのなら嬉しい。ありがたい。
しばらくして坂本はまたぽつりといった。
「だけど…僕はどうすればいいのだろう。貴方と僕は違い過ぎる。どうすれば貴方を楽にしてあげられるのだろう。理解されず苦しんでいる貴方を楽にしてあげたい。だけどどうすれば社会にあなたの本当のことを理解させられるだろう…。考えなければ。それが僕の役目だと、僕は勝手に思っている」
困らせてごめん、と思う。
変われたら良かった。でももう変われない。
「何もしてくれなくていいよ。分かってもらえない事は、もう知っているし、それはもう私にとっては問題じゃないから。世間は私を好きに言っていいんだよ。本当にそれで、まったく構わない。傷つく事や悲しむ事は私の人生の一部として受け入れた。もう、苦労をしょい込まないでいいんだよ」
と彼に言った。
時々、坂本は、激しく、厳しく、私を問い詰める。
それはいつも、私を試し、私に嘘がないかを確かめるためだ。
私を傷つけ、泣かせてでも、彼は私に真実を迫る。
私はその行為が、私を救いたいという一心であると知っている。
だから彼がどんなに私を傷つけるとしても全てを許す。
本当はね。
本当は、人はみんな、だれ一人として、同じではないんだよ。
みんな、同じだという幻想が必要なだけ。
違う事を受け入れるのがあまりにも難しいので
それを避けているだけなんだ。
自分が人と違う事が怖いので 問い詰められれば安易に相手に合わせて自分を放棄してしまうんだよ。人の期待に応える方が、自分で自分の生き方を決めるよりも楽だから。
本当に生きている人は少ない。
私の仲間は少ない。
私という人間の特殊性について延々と述べられ、どうすれば社会に私を理解してもらえるのかを模索したいと言われた。
私は、誰からも理解されなくて仕方ないと思っている。
多くの(ほとんどの)人が私を変人だと思い、私に呆れ、または私の行ないに傷つき、裏切られたと言う事があるとしても、それをすべて避ける事はできないと諦めている。
残念な事だけれども、願っても叶わないものを願うよりこれが私の生きる道と受け止めて自分の道を究める方が私には合っている。何故なら私の人生は残り少ないのかも知れないから。
人に理解してもらう事に力を注いでいたら、生きたいように生きられない内に今生が終わってしまう。私は体が丈夫な方ではない。いつ死んでも不思議ではないと毎日思いながら生きている。長生きするかも知れないが、明日事故で死ぬかも知れない。親とのしがらみで、30才過ぎまでまったく自分の人生を生きていなかった。もう無駄には出来ない。私は悔いなく全うする人生と、全うする人間らしい死を迎えたい。だからもうこれ以上、人の期待の為には生きられない。これは誰が何を言おうが、変わらない。
私は人に優しくありたい。親切でありたい。
人と関わる時には、その人の幸せを願って生きたい。
その人を絶対に支配したくない。
その人をすがらせたくない。
いつでもその人が自由である事を願う。
そのような、私の願う「人との関わり方」を、変えろといわれても絶対に変えることが出来ない。
自分が何者かわかってしまったら、その在りようを変える事は絶対に出来ない。
それは自分の命を裏切る事だからだ。
自分が鳥ではなく、カエルだと分かったら、そのカエルは空を飛ぼうと思うだろうか。
自分がカエルだと知らなかった時になら、もしかしたら飛べるのかも、と思って努力もするだろう。けれど自分がカエルだと知ったら、飛ぼうとするより水の中でどう生きるのかに一生懸命になるのが当たり前ではないだろうか。
私に生き方を変えろと言う言葉は、
「いや、カエルでも、努力すれば鳥になれる」
と言っているのと同じに聞こえる。
無茶を言わないでくれ、と思う。
私は、自分がカエルだと明確に分かってしまった。
驕っていると言われてもいいし、我がままと言われてもいい。
人の評価はもう私には関係ない。どんなに非難されてもいい。
私は、カエルなのだから、カエルとしての一生を、精一杯全うする。
2時間過ぎて、二人とも激論に疲れてきた頃、坂本はぽつりと言った。
「たくさんあなたを試すための質問をした。あなたの答えには矛盾がない。あなたが真実、そういう存在である事を認めざるを得ない」
極端に変わっている(のだろう)私の個性。
それを受け入れるのは、パートナーとしてどれほど大変だろうか。
しかし受け入れてくれたのなら嬉しい。ありがたい。
しばらくして坂本はまたぽつりといった。
「だけど…僕はどうすればいいのだろう。貴方と僕は違い過ぎる。どうすれば貴方を楽にしてあげられるのだろう。理解されず苦しんでいる貴方を楽にしてあげたい。だけどどうすれば社会にあなたの本当のことを理解させられるだろう…。考えなければ。それが僕の役目だと、僕は勝手に思っている」
困らせてごめん、と思う。
変われたら良かった。でももう変われない。
「何もしてくれなくていいよ。分かってもらえない事は、もう知っているし、それはもう私にとっては問題じゃないから。世間は私を好きに言っていいんだよ。本当にそれで、まったく構わない。傷つく事や悲しむ事は私の人生の一部として受け入れた。もう、苦労をしょい込まないでいいんだよ」
と彼に言った。
時々、坂本は、激しく、厳しく、私を問い詰める。
それはいつも、私を試し、私に嘘がないかを確かめるためだ。
私を傷つけ、泣かせてでも、彼は私に真実を迫る。
私はその行為が、私を救いたいという一心であると知っている。
だから彼がどんなに私を傷つけるとしても全てを許す。
本当はね。
本当は、人はみんな、だれ一人として、同じではないんだよ。
みんな、同じだという幻想が必要なだけ。
違う事を受け入れるのがあまりにも難しいので
それを避けているだけなんだ。
自分が人と違う事が怖いので 問い詰められれば安易に相手に合わせて自分を放棄してしまうんだよ。人の期待に応える方が、自分で自分の生き方を決めるよりも楽だから。
本当に生きている人は少ない。
私の仲間は少ない。
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