2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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阿蘇に、いとこに会いにいった娘から泣き声で電話がかかってきた。
いとこというのは、絶縁状態になっている妹の子供なのだが、この子とうちの娘は年が近い唯一の身内という事でとても仲が良い。けんかもよくしているが、お互い、会える日をとても楽しみにしている。
だから娘は夏休みになると阿蘇にいく事は当然のスケジュールのようにして、計画している。
そして、早起きして高速バスに乗り、阿蘇に向かった。
到着してしばらくの頃の電話だった。
泣き声で、いとこにはずっと会えないと言われたと話した。
いとこに会う為に阿蘇まで一人バスにのって行ったのに、会わせてもらえないのだ。
これは、私と妹の関係が悪化している事が理由としか考えられない。
そして、いとこの子も娘に会う事を楽しみにしていたし、すぐ側まできているのに遊ばせてもらえない事が決まり、泣いているという。
子供にまで、事を影響させるとは、予想外の事だった。
自分の子も、私の子も、何の関係もないと思うのだが、会わせたくないと妹が考えているならしかたがない。私には到底できない仕打ちだが、妹はそれを選択するだけの理由があるのだろう。
娘のショックを思い、ケアしてあげなければと思った。
「じゃあ、帰ってくる?ママ、仕事が夜の9時に終わるから、それから迎えにいこうか?夜中になるけど、来て欲しいなら、お迎えに行くよ」
娘は、その言葉に慰めを感じてくれた。
「うん。ママが来てくれるの?じゃあ帰る」
「わかった。待っててね。夜の講座が終わったらまた連絡するね」
車で3時間の距離だ。
けれど、無関係なのに巻き込まれた娘の失望を思うと、こうする以外のケアを思いつかなかった。
いとこの子も、可哀相で仕方なかった。
妹に対して、一瞬だけ、憤りを感じる。
何故、何の罪も無い子供を傷つけるのか、と。
けれどその憤りも、すぐに消えていく。
妹は、それほど深く傷ついているのだ。または、私に怒っているのだ。
そのいずれであるにしろ、最愛の自分の子供までを巻き込まずにはおられないほど、彼女が苦しみの中にいる事はわかった。
可哀相だと感じた。私の妹に生まれたばかりに、私を理解出来ず傷つくという苦しみに見舞われている妹。生まれてきて済まなかったと、思う。あなたの姉で、すまなかったと思う。
夜、娘に電話すると、祖父と話した後らしく、「ママ、おじいちゃんと遊ぶ約束したから、もうしばらくだけ居てもいい?」と言い出した。「もちろんよ。楽しい事があるなら、居たいだけ居ていいよ」
娘の祖父(私の父)は、子供の心の傷に敏感な処があり、昔から、傷ついた様子の子供の気持ちを明るくしてやろうという心遣いのある人だった。
きっと、しょげている娘を可哀相に思い、喜ばせようと、あれこれ遊びの提案をしてくれたのだろう。
ありがたいと思った。
娘の心が救われるなら、これほどありがたい事はない。
何故、私と妹は、理解し合えないのだろう。
何故、私たちは、周囲の人までも巻き込んで、こんなに傷ついているのだろう。
傷つけようとはしていないのに。
誰も悪くなど、ないのに。
いとこというのは、絶縁状態になっている妹の子供なのだが、この子とうちの娘は年が近い唯一の身内という事でとても仲が良い。けんかもよくしているが、お互い、会える日をとても楽しみにしている。
だから娘は夏休みになると阿蘇にいく事は当然のスケジュールのようにして、計画している。
そして、早起きして高速バスに乗り、阿蘇に向かった。
到着してしばらくの頃の電話だった。
泣き声で、いとこにはずっと会えないと言われたと話した。
いとこに会う為に阿蘇まで一人バスにのって行ったのに、会わせてもらえないのだ。
これは、私と妹の関係が悪化している事が理由としか考えられない。
そして、いとこの子も娘に会う事を楽しみにしていたし、すぐ側まできているのに遊ばせてもらえない事が決まり、泣いているという。
子供にまで、事を影響させるとは、予想外の事だった。
自分の子も、私の子も、何の関係もないと思うのだが、会わせたくないと妹が考えているならしかたがない。私には到底できない仕打ちだが、妹はそれを選択するだけの理由があるのだろう。
娘のショックを思い、ケアしてあげなければと思った。
「じゃあ、帰ってくる?ママ、仕事が夜の9時に終わるから、それから迎えにいこうか?夜中になるけど、来て欲しいなら、お迎えに行くよ」
娘は、その言葉に慰めを感じてくれた。
「うん。ママが来てくれるの?じゃあ帰る」
「わかった。待っててね。夜の講座が終わったらまた連絡するね」
車で3時間の距離だ。
けれど、無関係なのに巻き込まれた娘の失望を思うと、こうする以外のケアを思いつかなかった。
いとこの子も、可哀相で仕方なかった。
妹に対して、一瞬だけ、憤りを感じる。
何故、何の罪も無い子供を傷つけるのか、と。
けれどその憤りも、すぐに消えていく。
妹は、それほど深く傷ついているのだ。または、私に怒っているのだ。
そのいずれであるにしろ、最愛の自分の子供までを巻き込まずにはおられないほど、彼女が苦しみの中にいる事はわかった。
可哀相だと感じた。私の妹に生まれたばかりに、私を理解出来ず傷つくという苦しみに見舞われている妹。生まれてきて済まなかったと、思う。あなたの姉で、すまなかったと思う。
夜、娘に電話すると、祖父と話した後らしく、「ママ、おじいちゃんと遊ぶ約束したから、もうしばらくだけ居てもいい?」と言い出した。「もちろんよ。楽しい事があるなら、居たいだけ居ていいよ」
娘の祖父(私の父)は、子供の心の傷に敏感な処があり、昔から、傷ついた様子の子供の気持ちを明るくしてやろうという心遣いのある人だった。
きっと、しょげている娘を可哀相に思い、喜ばせようと、あれこれ遊びの提案をしてくれたのだろう。
ありがたいと思った。
娘の心が救われるなら、これほどありがたい事はない。
何故、私と妹は、理解し合えないのだろう。
何故、私たちは、周囲の人までも巻き込んで、こんなに傷ついているのだろう。
傷つけようとはしていないのに。
誰も悪くなど、ないのに。
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