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技術研鑽と研究の為に催眠療法の技術セミナーに行ってきま した。

2日連続で10時から18時までみっちりと。
しかし授業料たっかいなあ…。
私の仕事は技術の高さが命なので、常に技術は研鑽し続けないといけ
ないのですが、その為のセミナー参加料は毎度結構高いです。
特にNLPと催眠はほんとに高い。
NLPも催眠もフルコース受けると100万円近いです。

それで、NLPの講師はよく、「自分が受けてきたセミナー料金をずー
っと積み上げると家が建つくらいになってしまう」なんてことを言い
ます。

受講者は、それを聞いて「そうか。そんなにお金を掛けて学んできた
ことを、習うんだからこれくらいの値段するのも当然なのかな」と思
うわけですが、いやいやいや。ちょっと待った。
騙されちゃいけませんよ。

高額のセミナーは、主催者が儲けるために高額なのです。
それ以外の理由は、なにもありません。
高額を支払わせる為に、納得できる理由を提供しているだけです。
真実はただ一つ。それだけの額のお金が欲しいからです。

もちろん、お金もうけがいけないだなんて言いません。
でも、相手が言うことを鵜呑みにして、騙される必要もありませんよ、
と言っておきたいのです。

そのセミナーがどんなに高額だろうと、その金額を出して学んでみたい
かどうかを吟味すればいいのです。内容と金額が見合うと判断したなら、
その額がいくらだろうと、関係ありません。相手が損していようが、大
もうけしていようが、それはあなたと関係ありません。自分が納得した
額であれば、それだけでいいのです。
今回のセミナーも、主催者はこれだけの額をつけなければやってられな
いのでしょうから、それで良いのです。その額に納得した人だけがやっ
て来るのですから。

私だって自分がやっていけないような値段を自分のセミナーに付けるこ
とは出来ませんからね。ただし自分がやっていけるだけのお金なら、一
コースが何十万にはなりませんけど。
会社作っちゃうとそうは行かないんだろうな。
法人税とか事務所代とか人件費とか…いろいろ経費がかかるものね。
経費がかかるから、この額にするよ、と決める。でもそれは主催者の事
情であって、参加者には関係のないことですよね。

参加者の立場なら、ただその額を出しても行きたいかどうかだけ。


さて元に戻ろう。

さて今日の講義は王道の退行催眠。
退行催眠って、催眠療法の花形スターみたいな位置にあって、クライ
エントさんが結構やってみたがるものだけど、本当に必要だろうかと
思います。
だって催眠使わなくても全然、子供時代の問題なんて解決できちゃう
んです。


催眠やってほしいという人って、ちょっと厳しい言葉に聞こえるかも
しれないけれど、依存的な状態です。
自分の心理的問題を、人に何とかし てもらいたいという気持ち。
催眠をかけてもらうことで、ひとりでに何かが分かり、ひとりでに何
かが解決できるんだろうなーと期待していることが多い。

でも、本当は、自分の問題は根っこの部分で自力でしか解決できない。
きっかけを人からもらうことは、もちろん十分在り得るのですけれど。

催眠家の人間性がヘボだとやはり指導的、指示的になってクライエン
トと上下関係をつくってしまう。何故なら、催眠状態になった人は、
完全に無批判で相手の言葉を受け入れますから、催眠中はセラピスト
が完全に主導して指示することになります。批判意識が働かず、思考
力も極端に落ちていますから、指示語(命令語)で話す必要がありま
す。

その行為が、セラピストの心にも影響し、相手と自分の関係性が上下
であるかのように勘違いさせてしまうのだと思います。

うーん。
私の事をよくご存知の方なら分かってくれると思いますが、指示語・
命令語で話すというのは、日頃の私の言葉選びとは真逆です。
やっぱり催眠は自分の流儀ではないな、と再認識しました。

トランス状態を使わなくても同じ治療効果を上げることが出来るし、
催眠ってクライエントを依存的にしてしまう危険が大きい。

だけど真逆のものに深く触れてみることは、それなりに自分のやり方
をブラッシュアップすることにはなりました。

ロールプレイでは、あたえられたスクリプトに沿って指示語で退行催
眠を行いました。催眠のセミナーなのですから仕方ありません。
相手の方は2歳まで退行してすごく涙ぼろぼろ こぼして泣いてました
けど。終ったら「軽くなった、これからの人生が変わ る気がする」と
すごくお礼言われましたけど。

でもやってる自分はすごく自分の言葉に違和感ありまくりでした。
誘導、誘導、指示、指示、相手に入り込む言葉、踏み込む言葉、決め
つける言葉、50分間がもう違和感の塊でした。

自分の為にやることじゃないから、クライエントが問題解決して満足
できればそれでいいんだけど、できたらこういう不一致なセッション
はもう二度と嫌なので、ロールプレイでもスクリプトは勝手に変えて
しまおうと思っています。
素人じゃないので、スクリプト通りの基本形でなくてもいいかなと。

そうです、あなたはゆったりと、そう、リラックスしますね。
そうですよ、そう、ゆーーーっくりと…そうです…息を吐きます…

うーーー。。。。ちゃう。ちゃうよ。
いつもはそんなこと言わないもん。
そんな言葉つかわないもん。

クラッシック催眠はもういいや、というのが結論。
ニューコードの催眠は、催眠の定義そのものを広げ過ぎていて、怪し
さが爆発してます。というより今日の講師が怪し過ぎたのかな(笑)

「5歳の頃を思い出して下さい。どうですか?思い出せました?はい、
あなたはもう催眠状態です。それが催眠の世界です」

いやそれはちがうって(笑)
催眠状態の定義を広げすぎですって(笑)
人様のセミナーなので黙っていましたが。
この講師だめです。この講師ではちゃんとした療法家が育ちません。

いや、私自身がどうしても催眠には入らない人なので。
私は被催眠性が極端に低いのですよ。
そもそもこれまで出会ったどんな催眠家ともラポールが取れない。
相手が女性でも男性でも関係ないです。

思うに、私の場合、その人の前でトランス状態になってもいいほどの
ラポールが取れる相手というのは、一晩ベッドで共に過ごしても良い
相手という意味と同じなのだろうなと思います。

もちろんこの日記は、
催眠が合うという人を否定するものでも、催眠をしてる人を否定する
ものでもないです。

もちろんクライエントさんが希望すれば、催眠でも、前世でもセッ
ション可能です。クライエントさんが一番大事なのですから。

催眠の使いどころは、やはり緊張の強い時のリラックスや負のイメー
ジが強く付き過ぎている時などが一番有効な気がします。

もう自分ではどうやってリラックスしたらいいのかわからないほどき
ついとか、自分ではどうしても怖いイメージしか沸かない、というよ
うな状態の時には、人に緩めてもらう必要がありますからね。
体のケアに上手なセラピストがいて欲しいようにね。


なんてことない、ゲシュタルト療法家の独り言。

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