2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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今の日本は、どんな風に変わっていくのか本当に分からなくて不安な気持ちになる人が多いと思います。
じゃあ、どんな国になったら嬉しいか、どんな国に住みたいか考えてみるのは、未来へのエネルギーになる気がします。私と坂本はよくそんな話をしながら、出張の車の中で時間を過ごします。
人は誰でも、安心して暮らしたいですね。
犯罪は何故起こるのだろうと考えると、不満があるからです。
具体的に何に不満で犯罪に走ったか考えると、個別にはいろいろだと思いますが、仮に、私は安心できないことへの不満から犯罪に走っているのではないかと考えています。
親に愛されなかったことも、社会でうまく適応できなかったことも、仕事に恵まれなかったことも、家族とうまく行かなかったことも、「安心していられる自分の居場所」がなかったという不満、渇望ではないかと思うのです。
この仮定だと、安心がないために犯罪が増え、そして余計に安心できない社会になっているといえるわけです。
「じゃあ、安心できる社会にすれば、犯罪も減るんじゃない?そして、余計に安心な社会になる」
と私。
坂本はうーんそうだね、と考えてから「そもそも、生きていける安心が今の日本にはない」と言います。
「生きていける安心?」
「そう。自分の力でも、生きることが許される感じが、今の社会にはない。少なくとも自分にはね」
そういえば、確かに、自分の力で生きていけるぞ!という自信、私にもあまりないなあ。
なんとかなるでしょ!と楽観的に考えることは出来るけど、大丈夫だ!とどっしりした気持ちにはなれない。
「そうかもねえ。私、自分で畑とか田んぼとかやれてたら、自分で生きていけるって思える気がする。基本的に食べ物自給自足。」
「そうだね、自分の食べる分だけでも自分で作れたら、何とか生きられるって気がするね」
「でしょ。だから田舎に住みたいんだよ。自分で畑して、米も作って、完全に自給自足は無理だけど、少なくとも一部分くらいは自分でまかないたいんだよね。それってすごく豊かで、安心なことじゃないかな」
「うん。自分には無理そうな気がするけど…だって体力に自信がないしね」
「農業はきついって思い込みすぎだとおもうよ。人の分まで作って売ることは出来なくていいんだから。自分の分だけなんだから気楽にやれると思うんだよね」
坂本はしばらくして、こういいました。
「そもそも、どうして土地を所有するって考え方があるんだろうね。国が一括ですべて国有にして、国民に土地をただで貸せばいいのに。もし、家賃がゼロなら、稼がなければならない金額はものすごく下がると思うよ。」
「ほんとだ。家賃がなければ、家族三人、10万円でも充分暮らせるね」
こんな話をするときにいつも頭をよぎるのは、
国民の総幸福度が93%という、ブータン王国。
教育費も医療費も無料の国。
国民は物質的に豊かとはいえなくても、食べていける住む場所がある、それだけで私達は幸せですと、みなが笑顔で答える国。
所有するという考えを放棄し、すべてがつながり、助け合い、支えあっていると考える国民で満たされる国。
住む場所だけはただで提供される国があったらいいな。
そんな国に、私は住みたいです。
じゃあ、どんな国になったら嬉しいか、どんな国に住みたいか考えてみるのは、未来へのエネルギーになる気がします。私と坂本はよくそんな話をしながら、出張の車の中で時間を過ごします。
人は誰でも、安心して暮らしたいですね。
犯罪は何故起こるのだろうと考えると、不満があるからです。
具体的に何に不満で犯罪に走ったか考えると、個別にはいろいろだと思いますが、仮に、私は安心できないことへの不満から犯罪に走っているのではないかと考えています。
親に愛されなかったことも、社会でうまく適応できなかったことも、仕事に恵まれなかったことも、家族とうまく行かなかったことも、「安心していられる自分の居場所」がなかったという不満、渇望ではないかと思うのです。
この仮定だと、安心がないために犯罪が増え、そして余計に安心できない社会になっているといえるわけです。
「じゃあ、安心できる社会にすれば、犯罪も減るんじゃない?そして、余計に安心な社会になる」
と私。
坂本はうーんそうだね、と考えてから「そもそも、生きていける安心が今の日本にはない」と言います。
「生きていける安心?」
「そう。自分の力でも、生きることが許される感じが、今の社会にはない。少なくとも自分にはね」
そういえば、確かに、自分の力で生きていけるぞ!という自信、私にもあまりないなあ。
なんとかなるでしょ!と楽観的に考えることは出来るけど、大丈夫だ!とどっしりした気持ちにはなれない。
「そうかもねえ。私、自分で畑とか田んぼとかやれてたら、自分で生きていけるって思える気がする。基本的に食べ物自給自足。」
「そうだね、自分の食べる分だけでも自分で作れたら、何とか生きられるって気がするね」
「でしょ。だから田舎に住みたいんだよ。自分で畑して、米も作って、完全に自給自足は無理だけど、少なくとも一部分くらいは自分でまかないたいんだよね。それってすごく豊かで、安心なことじゃないかな」
「うん。自分には無理そうな気がするけど…だって体力に自信がないしね」
「農業はきついって思い込みすぎだとおもうよ。人の分まで作って売ることは出来なくていいんだから。自分の分だけなんだから気楽にやれると思うんだよね」
坂本はしばらくして、こういいました。
「そもそも、どうして土地を所有するって考え方があるんだろうね。国が一括ですべて国有にして、国民に土地をただで貸せばいいのに。もし、家賃がゼロなら、稼がなければならない金額はものすごく下がると思うよ。」
「ほんとだ。家賃がなければ、家族三人、10万円でも充分暮らせるね」
こんな話をするときにいつも頭をよぎるのは、
国民の総幸福度が93%という、ブータン王国。
教育費も医療費も無料の国。
国民は物質的に豊かとはいえなくても、食べていける住む場所がある、それだけで私達は幸せですと、みなが笑顔で答える国。
所有するという考えを放棄し、すべてがつながり、助け合い、支えあっていると考える国民で満たされる国。
住む場所だけはただで提供される国があったらいいな。
そんな国に、私は住みたいです。
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