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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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小さいころ…そうたぶん、6歳ごろだったと思います。

母に 「お父さんはね、男の子がほしかったのよ」と言われたことがありました。

私には結構ショックなことで、「私が女の子でお父さんはがっかりしたんだな」と思いました。そして、自分では気づかなかったけど、私はいつも、男の子のようだねと言われていました。スカートより、半ズボンで、冬でも裸足、元気で気が強い子、そういう子を演じていました。母の好みで髪の毛はいつもショートカットでした。

小学校の6年生ごろまで、男の子と間違えられることが多かったです。
本当は、フリルがいっぱいついた、女の子っぽい服が好きだったけど、いつもTシャツに半ズボンでした。おしゃれをしたいなんて、もう口に出すこともできない感じでした。

そのせいでしょうか。

私は大人になっても、自分が女性であることに何となく違和感を持っていました。
女って馬鹿みたい。女なんてつまらない。女は損だ。女同士のおしゃべりって本当に意味がない。
男だったら足を開いて座ってもしかられない。男だったら夜に出歩いてもかまわない。男だったら立ちションができる。男だったら人生を仕事だけに絞って生きられる。男だったら…。

そんな風に思っていました。
仕事人間だったころは、本気で「奥さんがほしい」と思っていました。
家に帰ったら、ご飯ができてて、お風呂が用意してあって、きれいに片付いた部屋でのんびりできて…。そんなことを実現してくれる奥さんがいたらどんなに仕事がバリバリできるだろうかと…。

思えば、これって完全に男性の「女は家政婦」という発想ですよね。
しかも奥さんがいたら仕事ができる…という発想が…。
いや今でも少しあるんですよね…とほほ。
○○がこうなら、もっと仕事できるのに!!という発想…。
どんだけ仕事が好きなんだか。ははは。

今なら「家政婦さん雇えばいいや」と思いますが、当時は「奥さんがほしい」ってほんとに思ってました。女性に失礼な発想です、ほんと。これは無自覚な女性蔑視だと思います。

それと同時に、私は男性でありたがっていたんだと思います。


紆余曲折あり…。
子供を産むことになって私は本気で、自分が女性である人生を受け入れたような気がします。
子供って偉大ですね。そして師です。女性としての人生は悪くない、というよりすごく素敵。この子を産めてよかった。私は今の年になってやっと、女性というものを愛しんでいます。だから今ならガールズトークに花を咲かせることもできるというものです。

今なら、男は子供を産むことができないから、働くのだというのは、なんだかズシーンと納得できます。産むことができるものなら、産みたいのかもしれませんね、男性だって。

子供はもう産むことはないと思いますが、一人産めただけで、本当に人生の賜物でした。

ありがとう、娘。
同時に、私なんかが母でごめんね。
欠点いっぱいの母だけど、君を一番愛してる。
何があっても君が好き。

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