2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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娘の運動会に 熊本から母が駆けつけてくれた。
母がうちに泊まると言ったのは、いったい何年ぶりなのだろう。
母の相手をしていると 本当に私は無口になる。
母の話をただ黙って聞いていることしか出来ない。
私なりに思うこともあるけれど それを言うと確実に母は不機嫌になる。
私は 母の機嫌が悪くならないと分かっている事だけを時々 あいづち代わりにつぶやくだけだ。
別に 聴く事には慣れているから 何時間黙っていても苦痛ではない。
私が黙っていて、時々あいづちを打つと母は上機嫌だ。
けれども 母は私の事を何一つ理解していないのを感じる。
お母さん。私にもね 私の考えがあるの。
私がそう考えるのは そう考えるだけの理由があるの。
お母さんとは違う経験をしているの。
時々 私は母にこれを静かに告げるのだけれど すると母は決まってひどく不機嫌になる。
母の意見や考えと違う事を言うと「なんでそう思う訳?」とネガティヴキャンペーンが展開され、最後は決まって「ああそう!じゃあ好きにすれば」と捨てぜりふを吐かれる。
お母さん。
どうして「ああ、お前はそう感じるんだね」「お前はそんな風に思うのね」と言ってくれないの。
どうして私の考えや感じ方を そっとそこに置いておけないの。
お母さんは同じになってくれなくていいのよ。
ただ、違うままそこに置いててくれれば それだけでも充分に尊重されたと思えるのに。
お母さんは相手を脅しているのよ。
相手を変えようとし それが出来ないと分かると投げ捨てる。
そんな風にされたら とても悲しい。とても傷つく。
お母さんのしていることは相手に 【私の思う通りに思わないなら お前なんかいらない】と解釈されてしまうよ。
運動会の最中 母にそんな事を言った。
母は 「じゃあ私はあんたたちの都合のいいような事だけ言って、都合よく付き合えばいいって言うのね」と私をにらみつけて言った。
母の目に怒りと深い悲しみが浮かんでいた。
母は、人間関係に絶望している。誰も自分を理解してくれないと、心の底で嘆き悲しんでいる。
私は静かに「そんな事言わないよ」と言った。
「ただお母さんとお母さんの周りの人がみんな悲しまないようになって欲しいだけ」と。
母はぷいとそっぽを向き やがて涙をみせまいとして 立ち上がり運動会の父兄で混み合う人の中に一人消えていった。
母はどうすればいいのか分からないのだ。
自分が娘を苦しめてしまう事も、苦しめてきた事も分かっている。だけどどうすればいいのかわからない。娘の言う事が解らない。私はただ責められて、どうすればいい、と、感じているのだ。
そんな苦しみの中にいる母のことを私は静かに見送った。
これは母の人生のプロセスだ。
母はここを通過しようとしているのだ。
母自身が、もうそんな問題はどうでもいいと言うなら私も何も言わない。
けれど母は、自分の人生をもっとよくしたいと願って父との関係も、子供との関係も、懸命に努力している。だからこそ「これこそがポイント」という処を指し示した。
けれど母にはどうすればいいか分からない。
問題は見えたが、それでどうすればいいのかが、どうしてもわからないのだ。
こうして話す言葉では無理だ。そう思った。
母が傾聴の講習会にでも来てくれればいいのだが。
無論そんな事はあり得ない。
やはり 本を 書こう。
私は 母を救う為にも 本を書かなければならない。
人が何故 こうも「聴いてもらう」ことに飢えるのかを。
どうすれば 相手と共にいる事ができるのかを。
たくさんの人の為にも そして救われず苦しんでいる母の為にも。
私は本を書かなければならない。
母がうちに泊まると言ったのは、いったい何年ぶりなのだろう。
母の相手をしていると 本当に私は無口になる。
母の話をただ黙って聞いていることしか出来ない。
私なりに思うこともあるけれど それを言うと確実に母は不機嫌になる。
私は 母の機嫌が悪くならないと分かっている事だけを時々 あいづち代わりにつぶやくだけだ。
別に 聴く事には慣れているから 何時間黙っていても苦痛ではない。
私が黙っていて、時々あいづちを打つと母は上機嫌だ。
けれども 母は私の事を何一つ理解していないのを感じる。
お母さん。私にもね 私の考えがあるの。
私がそう考えるのは そう考えるだけの理由があるの。
お母さんとは違う経験をしているの。
時々 私は母にこれを静かに告げるのだけれど すると母は決まってひどく不機嫌になる。
母の意見や考えと違う事を言うと「なんでそう思う訳?」とネガティヴキャンペーンが展開され、最後は決まって「ああそう!じゃあ好きにすれば」と捨てぜりふを吐かれる。
お母さん。
どうして「ああ、お前はそう感じるんだね」「お前はそんな風に思うのね」と言ってくれないの。
どうして私の考えや感じ方を そっとそこに置いておけないの。
お母さんは同じになってくれなくていいのよ。
ただ、違うままそこに置いててくれれば それだけでも充分に尊重されたと思えるのに。
お母さんは相手を脅しているのよ。
相手を変えようとし それが出来ないと分かると投げ捨てる。
そんな風にされたら とても悲しい。とても傷つく。
お母さんのしていることは相手に 【私の思う通りに思わないなら お前なんかいらない】と解釈されてしまうよ。
運動会の最中 母にそんな事を言った。
母は 「じゃあ私はあんたたちの都合のいいような事だけ言って、都合よく付き合えばいいって言うのね」と私をにらみつけて言った。
母の目に怒りと深い悲しみが浮かんでいた。
母は、人間関係に絶望している。誰も自分を理解してくれないと、心の底で嘆き悲しんでいる。
私は静かに「そんな事言わないよ」と言った。
「ただお母さんとお母さんの周りの人がみんな悲しまないようになって欲しいだけ」と。
母はぷいとそっぽを向き やがて涙をみせまいとして 立ち上がり運動会の父兄で混み合う人の中に一人消えていった。
母はどうすればいいのか分からないのだ。
自分が娘を苦しめてしまう事も、苦しめてきた事も分かっている。だけどどうすればいいのかわからない。娘の言う事が解らない。私はただ責められて、どうすればいい、と、感じているのだ。
そんな苦しみの中にいる母のことを私は静かに見送った。
これは母の人生のプロセスだ。
母はここを通過しようとしているのだ。
母自身が、もうそんな問題はどうでもいいと言うなら私も何も言わない。
けれど母は、自分の人生をもっとよくしたいと願って父との関係も、子供との関係も、懸命に努力している。だからこそ「これこそがポイント」という処を指し示した。
けれど母にはどうすればいいか分からない。
問題は見えたが、それでどうすればいいのかが、どうしてもわからないのだ。
こうして話す言葉では無理だ。そう思った。
母が傾聴の講習会にでも来てくれればいいのだが。
無論そんな事はあり得ない。
やはり 本を 書こう。
私は 母を救う為にも 本を書かなければならない。
人が何故 こうも「聴いてもらう」ことに飢えるのかを。
どうすれば 相手と共にいる事ができるのかを。
たくさんの人の為にも そして救われず苦しんでいる母の為にも。
私は本を書かなければならない。
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