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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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いろんな人とカウンセリングや仕事を通じて出会ってきた。
私の仕事はその人が一人で歩いていけるようにすること。
だから、回復した人たちとはお別れするのが決まりだ。

彼らが私の処へ通うのをやめた時、私の仕事も役目を終える。
私はいつもそれを、喜んでいる。

つえが必要なくなったのなら、それは間違いなく回復と言えるし
その人が自分一人で歩き始めるだけの誇りと自信と勇気を取り戻したという事だからだ。

私はその一人ひとりを、よく思い出している。
東京に行った人もいる。アメリカに行った人もいる。
九州のいろんな場所に引っ越し、その度に近況を知らせてくれる人もいる。
便りがあればもちろんきっかけになるが、私は彼らからの便りが無くてもよく彼らを思い出しているのだ。

面白いもので、その人ごとに、その人自身を表しているエピソードや名言があって、それを何度も思い出す。そして、今この瞬間、その人が平安であるように、笑顔でいるようにと祈る。

私に連絡をくれる人も、しない人も、まったく等しく、私は思い出し、祈る。
大丈夫、あなたは素晴らしいのだからとその遠くにある背中にエネルギーを送り続けている。

今、どうしているだろう?
と一瞬だけ思うけれど、そのすぐ後に、何をどうしていようとも、その人の人生が進んでいて、私はただ応援するだけだという穏やかな気持ちになる。
干渉は無用なのだ。ただ私は、応援する存在でいようと思う。

出会った人と過ごしたワークの時間は、どれも密度の高い素晴らしい時間だった。
それを共有した私は、彼らの事を戦友だとも思っている。
自分の人生をつかみ取ろうとして必死に闘った。
私は援護射撃をした。流した涙も、熱い怒りも、共有した。
杖でいるために、平静に見えたかもしれないけれど、彼らの涙は私の涙だった。

みんなみんな、私にとって大切な人たちだ。
どうか幸せで居て欲しい。
勇気を無くさないで。
あなたには出来るのだから。
何に行き詰まっても、いい。
生き続けることが出来るのだからそれで十分。

私はあなた方に決して干渉しない。
だけどただひたすら、心から願い続ける。
幸せでありますようにと。
神にも祈る。
どうか彼らに、その闘いを生き延びた証として幸福を与えて下さいと。

彼らとの出会い、そして共に過ごした時間は
私の人生から決して消えることはない。

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