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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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私の発想はいつでも「やってみないとわからない」という体当たり派、
というか「なんとかなるさ」という楽観派なのですが(笑)
夫は間逆の「石橋叩いて渡る」の超慎重派です。

生き方が全然違うので、お互いの生き方をお互いが押さえ込もうとして
しまい、重要な選択の時にはいつでも長期戦の話し合いになります。

結論はこれまでだいたい半々の勝率で譲ったり譲られたりして、お互いの
意見に合わせてきたように思うのですが、人間というのは勝手なもので
自分が譲った場面ばかり強く思い出して、譲ってもらったことは忘れがち
です。

私はすぐ被害者意識を持ち上げてしまいがちな悪い癖があるので、譲りた
くない問題を話し合うとついつい、「いつも私が譲って我慢ばかりしてい
るのに」的な言い方になってしまったりします。
でも冷静に考えれば、夫に我慢してもらって、自分の言い分をちゃんと通
してもらったこともあるのにね。

反省するのはいつも後から。
ごめんねダーリン。いつも許してくれてありがとう。

で、ここ数年ずっと議題に乗っけているのに結論がなかなかでないのが、
私の田舎暮らし願望です。
田舎で、小さな畑ができるような古い平屋に暮らすことが長年の憧れで、
不動産物件情報を数年間ずーーっとチェックし続けています。

「この物件どうかなー、いいと思うなあ」と相談するたびに、夫は
「行くところがどこかは問題じゃない。まずはそこに仕事があるのかど
うかが一番最初にクリアする問題」と言います。
でも仕事なんて、あるかどうかそこに行かなければ分からない、という
のが私の考え方。行けば何かあるんじゃない?何かして生きていけるん
じゃない?なーんて、超楽観主義なので、石橋男に「話にならないね」
の一言で一刀両断されています。

相手を説得するためにこういう仕事したらどうかな?こういう仕事あり
そうじゃない?など話してみても、全部石橋男の「こうなったらどうす
る」「こうならなかったらどうする」というネガティヴキャンペーンに
撃破され壊滅です。

これはもう「石橋を叩いて渡る」ではなく「石橋を叩いて叩いて叩き壊
す」なんじゃないかなーと思います。

慎重に勝算のあることを確認して進むこと、よく調べることも大事な知
恵なんですけれど、考えてないでやってみろということも大事だし、
未来に確かなものはないし誰も幸せを保証してくれないのだから、自分
の「いける」「幸せに近づける」という感覚を信じて一歩踏み出す勇気
も必要だと思うのです。

勇気と無計画は違う、と言わんばかりで夫に反対されることもあります
が、私なりに、上手に言葉にはできないけど、出来る、いける、と感じ
ているから実行したいのです。私が「言葉に出来ないんだけど、自信が
ある」というと、夫は「じゃああの時は?あれは失敗だったんじゃない
の?それからあの時は?あれも失敗だよね?」などと過去の失敗を小さ
なものから大きなものまでどんどん並べ始めます。

それをやられると、本当にへこんでしまって、自分の人生にはちゃんと
できたことも成功したことも何もないような気分になります。やる気に
なった処で、失敗ばかりしてるんだからもう生きてる価値もないんだ、
とさえ思って轢かれた動物みたいにペッチャンコになります。

夫も私の落ち込み振りを見てから、「しまった…またやってしもうた」
と思うようですが、遅い! 落ち込みは数日続きます。

幸せになりたいからこうしたい、と言っていることが、夫のネガティブ
キャンペーンでつぶれると私は本当に生きる気力をなくしてしまいます。
でもそうしていじけていても誰も自分を幸せにはしてくれないので、自
力で立ち上がり、傷が癒えるのを待って、また懲りずに「こうしたい」
と言い続けます。
夫はこういう形で私を酷く傷つける存在でもありますが、その事で、あ
きらめない心や強く生きる心を育まれているのかもしれません。
忍耐すること、あきらめないこと、自分で自分を励まして、何度でも立
ち上がること、それを教える存在としても、夫は私の人生に配置されて
いるのかもしれません。

いつか、田舎に暮らしたいな。
自分で食べる野菜やお米を作って、小さな平屋に犬や猫も一緒に暮らし
たいな。自分の力で生きている実感が、より色濃く、そして自然な形で
つかめるような、そんな気がします。
暮らしの中にある素朴な祈りと、暮らすこと生活することそのものが自
分と向き合う修行のような、そんな環境に憧れ続けています。

お米が120キロ収穫できれば、多分我が家の家族構成なら一年食べら
れそうなんです。何となく手が届かないことじゃないぞって気がします。

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