2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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娘に「連れてって!!」と熱烈にせがまれて、アニメのイベントに行ってきました。
ヤフオクドームで11時開始のイベントでしたが、前売りチケットが売り切れて
いたので当日券を求めるため、2時間前に会場に行くと、すでに200人ほどの
長蛇の列。
娘の友人たちも一緒なので、保護者代表で引率です。
チケットを買うと、会場内に誘導されますが、まだまだ会場時間までは時間があ
るはず。すると、ドーム内の通路に「横に6列でおねがいしまーーーす!!」と
言われて、みんな座り込んでいます。
ほとんど修行の世界。
そのまま一時間、通路にぎっしり、身動きできないくらいの密度で座って、開場
を待ちます。
わかりにくいですがすみません。
6人づつ通路に座り、100Mほどで折り返し写真では12人一列の状態で
通路がびっしりです。トイレに行くことも不可能な状態で1時間。びっくり
しました。この状態に誘導されてもパニックも起こさず大人しく待てるとは
日本人というのは本当にすごいと思いました。
会場に入ると子どもたちはもう夢中でお目当てのブースに突撃です。
アニメのイベント(同人誌の即売会)は、18禁指定のエロ表現がどぎついもの
が7割以上で、13歳の子どもにはまだ早いとも思うのですが、最近はルールも
整備されてきて、年齢確認もされているようです。
もちろん私の引率した子たちは、年齢制限のあるものは買えません。
ただ、どうしようもなく猥褻低俗な表紙のものは目にします。それを、タブーと
するのではなく、「そういうものもあるが、私には不要だ」と自然に選別できる
ようになって欲しいと思っています。
世の中の汚いもの、むごいもの、あらゆるものから守るのではなく、そういうも
のがあっても、彼女たちが自分で自分の心と体を守れるようになって欲しいので
す。
結局、二次制作物は、「そのキャラクターや作品が好きで、愛でる手段としての
二次制作」というものと、「目的はエロ、ポルノで、手段が人気のあるキャラク
ター」というものに分けられると思っています。
子どもにその違いを見分けろとは難しいのでは、と考える大人も多いかもしれま
せんが、逆に、触れる機会を与えないとそういう感性は育たないと私は思います。
それに娘はクリエーターもしくはアーティスト志望です。
二次制作は、プロの仕事ではありません。ここにいる人は、99%アマチュア。
彼女の舞台はここではないことを、教えなければなりません。
今は楽しいだけの、創作活動が、プロとして、制作者としてオリジナルを生み出
す一次制作者になるということがどれほどの高みにあるのかを、彼女は知り、そ
の上でチャレンジせねばなりません。
野球の世界でも、プロは選りすぐられた一握りの人だけしかなれません。
創作の世界も、同じです。
人が真似してくれる、こうして二次制作してくれるような、元になるオリジナル
を作る側のクリエーターになるには、たくさんの山を登り続けなければなりません。
娘は会場で、「ママ、私幸せ!生まれてきて良かった!今本当に幸せ!生んでく
れてありがとう!」と感激していましたが(大げさだなあ)、そういう感動が彼
女のこれからの困難を越える勇気になればいいなと願っています。
友達と、自分の好きなものを共有できて、一緒に盛り上がれて、そういう幸せを
一杯感じたのでしょう。よかったねえ。
そして帰りに娘は、会場にいた、同人誌の作り手側の人々が、あまり絵がうまく
ないことに気づいたようでした。こんな大きな会場で自分の作った同人誌を売っ
ていても、あの程度の画力なんだ…ということは新しい発見だったに違いありま
せん。
同人はお金さえ用意すればどんな下手な作品でも本に出来ますが、プロは担当編
集者のOK、編集会議でのOK、編集長のOKなど数々のチェックを経たものだけが
紙面に載るのですから、そこには当然のレベルの差があります。
娘は漫画の世界ではなく、イラストや絵画の世界に行くようですから、そうであ
れば言葉抜きに見た人を魅了する何か(絵のテクニックであり、独創性であり)
を自分で見つけなければなりません。人まねではないなにか。この人の代わりは
いないと言われる、何か。それが見つかれば、彼女は一流のクリエーターになれ
ます。
この会場には、絵だけで語れる人は居なかったようだ…という事実に気づいて、
娘はこれからどうするでしょう。
「ママ、私、期末試験頑張るね!!クラス5位以内とるからね!」と誓っていま
した。
私も30年ぶりにこういう会場に来て、市場の変化を感じました。
それと、何年経ってもかわらないファン心理ものぞけて、面白かったです。
頑張れ! 君の道を進め!
ヤフオクドームで11時開始のイベントでしたが、前売りチケットが売り切れて
いたので当日券を求めるため、2時間前に会場に行くと、すでに200人ほどの
長蛇の列。
娘の友人たちも一緒なので、保護者代表で引率です。
チケットを買うと、会場内に誘導されますが、まだまだ会場時間までは時間があ
るはず。すると、ドーム内の通路に「横に6列でおねがいしまーーーす!!」と
言われて、みんな座り込んでいます。
ほとんど修行の世界。
そのまま一時間、通路にぎっしり、身動きできないくらいの密度で座って、開場
を待ちます。
わかりにくいですがすみません。
6人づつ通路に座り、100Mほどで折り返し写真では12人一列の状態で
通路がびっしりです。トイレに行くことも不可能な状態で1時間。びっくり
しました。この状態に誘導されてもパニックも起こさず大人しく待てるとは
日本人というのは本当にすごいと思いました。
会場に入ると子どもたちはもう夢中でお目当てのブースに突撃です。
アニメのイベント(同人誌の即売会)は、18禁指定のエロ表現がどぎついもの
が7割以上で、13歳の子どもにはまだ早いとも思うのですが、最近はルールも
整備されてきて、年齢確認もされているようです。
もちろん私の引率した子たちは、年齢制限のあるものは買えません。
ただ、どうしようもなく猥褻低俗な表紙のものは目にします。それを、タブーと
するのではなく、「そういうものもあるが、私には不要だ」と自然に選別できる
ようになって欲しいと思っています。
世の中の汚いもの、むごいもの、あらゆるものから守るのではなく、そういうも
のがあっても、彼女たちが自分で自分の心と体を守れるようになって欲しいので
す。
結局、二次制作物は、「そのキャラクターや作品が好きで、愛でる手段としての
二次制作」というものと、「目的はエロ、ポルノで、手段が人気のあるキャラク
ター」というものに分けられると思っています。
子どもにその違いを見分けろとは難しいのでは、と考える大人も多いかもしれま
せんが、逆に、触れる機会を与えないとそういう感性は育たないと私は思います。
それに娘はクリエーターもしくはアーティスト志望です。
二次制作は、プロの仕事ではありません。ここにいる人は、99%アマチュア。
彼女の舞台はここではないことを、教えなければなりません。
今は楽しいだけの、創作活動が、プロとして、制作者としてオリジナルを生み出
す一次制作者になるということがどれほどの高みにあるのかを、彼女は知り、そ
の上でチャレンジせねばなりません。
野球の世界でも、プロは選りすぐられた一握りの人だけしかなれません。
創作の世界も、同じです。
人が真似してくれる、こうして二次制作してくれるような、元になるオリジナル
を作る側のクリエーターになるには、たくさんの山を登り続けなければなりません。
娘は会場で、「ママ、私幸せ!生まれてきて良かった!今本当に幸せ!生んでく
れてありがとう!」と感激していましたが(大げさだなあ)、そういう感動が彼
女のこれからの困難を越える勇気になればいいなと願っています。
友達と、自分の好きなものを共有できて、一緒に盛り上がれて、そういう幸せを
一杯感じたのでしょう。よかったねえ。
そして帰りに娘は、会場にいた、同人誌の作り手側の人々が、あまり絵がうまく
ないことに気づいたようでした。こんな大きな会場で自分の作った同人誌を売っ
ていても、あの程度の画力なんだ…ということは新しい発見だったに違いありま
せん。
同人はお金さえ用意すればどんな下手な作品でも本に出来ますが、プロは担当編
集者のOK、編集会議でのOK、編集長のOKなど数々のチェックを経たものだけが
紙面に載るのですから、そこには当然のレベルの差があります。
娘は漫画の世界ではなく、イラストや絵画の世界に行くようですから、そうであ
れば言葉抜きに見た人を魅了する何か(絵のテクニックであり、独創性であり)
を自分で見つけなければなりません。人まねではないなにか。この人の代わりは
いないと言われる、何か。それが見つかれば、彼女は一流のクリエーターになれ
ます。
この会場には、絵だけで語れる人は居なかったようだ…という事実に気づいて、
娘はこれからどうするでしょう。
「ママ、私、期末試験頑張るね!!クラス5位以内とるからね!」と誓っていま
した。
私も30年ぶりにこういう会場に来て、市場の変化を感じました。
それと、何年経ってもかわらないファン心理ものぞけて、面白かったです。
頑張れ! 君の道を進め!
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