2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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マヤ暦をご存知だろうか。
メキシコ、グアテマラ地域に栄え、10世紀までに滅亡したマヤ文明の生み出した、非常に精巧な暦が、マヤ暦(マヤン・カレンダー・チャート)である。
マヤ人は、独自に大変精密な天体観測技術を持っていたと考えられている。その技術と文明の結晶であるマヤ暦は私たちが現在使っているグレゴリオ暦よりも精巧な完成度の高いカレンダーとして知られている。
マヤ暦と言えば、「マヤの大周期」という長期暦がある事が有名だ。
そして、この暦がグレゴリオ暦でカウントすると2012年12月22日で終わっている、という話が非常にまことしやかに語られている。ネットで検索すれば、この手の終末論が山ほど出てくる。
しかし、私はマヤ人の滅亡の歴史を思う。マヤ人に終末思想があったのか?を疑問に思う。
そもそも、マヤ文明が滅亡したのは、スペイン人の侵略のせいである。当時、マヤ文明の担い手であった神官たちはまっさきに皆殺しにされた。その暴挙の中心人物として知られるのは、キリスト教司祭ディエゴ・デ・ランダである。彼は、マヤの貴重な文献をすべて焼き払い、マヤ文明を闇に葬った張本人でありながら、みずからマヤ文明に魅せられて研究し始めるという矛盾した生涯を送る。
しかし自分で重要な文献を焼き払ってしまったので、その後独学でマヤ文明を研究した。マヤ人にその歴史や文化を聞き出そうにも、自国とその文明を滅亡させられたマヤ人が彼に真実を語る事はなく、彼は事実とは食い違う西洋流の偏見に満ちた研究書を残した。残念ながら、今に伝えられているマヤに関する情報のルーツはすべてこのランダが発祥なのである。
その500年後、やはり西洋人の考古学者エリック・トンプソンがマヤの研究に着手するが、残されている文献はランダのものしかなく、またマヤ人は西洋人への不信からトンプソンにも真実を語っていない。よって、現在私たちが耳にするマヤに関する研究のほとんどが、ランダとトンプソンの研究をルーツとする一方的な視点のものなのである。
長い時を経て、マヤ人の生き残りの中から、ようやくマヤンカレンダーに関する真実の情報と思われるものが声をあげている。そちらの言い分を聞くと、ネットやニューエイジ系の情報にあるマヤ関連の話がいかにも眉唾であると思えてくる。
マヤ先住民族の長老フンバツ・メンによれば、マヤには、終末思想はなく、自然(太陽や月)と完全にシンクロする暦があるだけであったという。
マヤ暦では、13年が最少単位のサイクルとなっており、グレゴリオ暦でいう1年では暦は完成しない。マヤ暦では、女性の為の暦として28日を一月として月の満ち欠けと完全にシンクロする太陰暦が使われていた。これは日本でも同じで、月にシンクロする事は生殖の上でも、また漁や狩り、農作にも重要であった。世界各地に、太陰暦を使っていた文明が存在している。
マヤでは太陰暦の他に、神聖暦ツォルキン、太陽暦ハァブが存在している。ツォルキン暦とハァブ暦の二つが非常に重要であるのに、マヤ研究第一人者であるはずのホゼ・アグエイアス博士はハァブ暦を十分に理解していないまま独自にツォルキン暦を基に「マヤカレンダー」という名称の暦を発表している。いわゆるネットなどで「マヤカレンダー」というもの、「コズミックダイアリー」というもの、そして「13月の暦」をマヤカレンダーと称しているものもあるが、これも、本当のマヤ暦とはまったく関係がないのだそうだ。マヤ先住民族の各部族の長老達がこれらを否定しているという。
何事も自分で調べて行く事は重要だと思う。
私は本物でない情報に躍らされるのがなによりも嫌い。
だから、これはと思うものは何でも自分でできる限り調べていく。
本当だと思えるまで、けっこうしぶとく調べ、疑い続ける。
一度是非、マヤ先住民族の長老からマヤン・カレンダーに関して学んでみたいと思う。
占いや神秘主義とは別に、失われたマヤ人たちの科学力から学びたいという気持ちがある。
滅んでしまった文明、滅ぼされた民族に興味があるのは何故だろう。
チベット問題を無視出来ないのも、彼らの民族と文明が、滅亡しようとしているからだと思う。
それにしても、日頃、毎日、常に使っているグレゴリオ暦だけれども、これは日本人には合わないなあと思う。なにしろ、グレゴリオ暦(西暦)というのは、キリストが生まれて何年経ったかが分かるもの以上に優れているところがないのだ。つまりキリスト教信者にはありがたい暦だけれど、それ以外の人にはただの押し付けられた暦なのだ。
日本人は、月の満ち欠けと完全にシンクロした太陰暦(月のカレンダー)を長年使ってきた。
今日が満月だとか、新月だとか、気にしている人はもう少ないかもしれないけれど、私はいつも月を眺めている。そろそろ新月だなあとか、満月だなあとかで、時間の経過を感じている。
自然(地球・月)とシンクロするのは、ここに生まれた動物としてとても当たり前の事のように思う。
メキシコ、グアテマラ地域に栄え、10世紀までに滅亡したマヤ文明の生み出した、非常に精巧な暦が、マヤ暦(マヤン・カレンダー・チャート)である。
マヤ人は、独自に大変精密な天体観測技術を持っていたと考えられている。その技術と文明の結晶であるマヤ暦は私たちが現在使っているグレゴリオ暦よりも精巧な完成度の高いカレンダーとして知られている。
マヤ暦と言えば、「マヤの大周期」という長期暦がある事が有名だ。
そして、この暦がグレゴリオ暦でカウントすると2012年12月22日で終わっている、という話が非常にまことしやかに語られている。ネットで検索すれば、この手の終末論が山ほど出てくる。
しかし、私はマヤ人の滅亡の歴史を思う。マヤ人に終末思想があったのか?を疑問に思う。
そもそも、マヤ文明が滅亡したのは、スペイン人の侵略のせいである。当時、マヤ文明の担い手であった神官たちはまっさきに皆殺しにされた。その暴挙の中心人物として知られるのは、キリスト教司祭ディエゴ・デ・ランダである。彼は、マヤの貴重な文献をすべて焼き払い、マヤ文明を闇に葬った張本人でありながら、みずからマヤ文明に魅せられて研究し始めるという矛盾した生涯を送る。
しかし自分で重要な文献を焼き払ってしまったので、その後独学でマヤ文明を研究した。マヤ人にその歴史や文化を聞き出そうにも、自国とその文明を滅亡させられたマヤ人が彼に真実を語る事はなく、彼は事実とは食い違う西洋流の偏見に満ちた研究書を残した。残念ながら、今に伝えられているマヤに関する情報のルーツはすべてこのランダが発祥なのである。
その500年後、やはり西洋人の考古学者エリック・トンプソンがマヤの研究に着手するが、残されている文献はランダのものしかなく、またマヤ人は西洋人への不信からトンプソンにも真実を語っていない。よって、現在私たちが耳にするマヤに関する研究のほとんどが、ランダとトンプソンの研究をルーツとする一方的な視点のものなのである。
長い時を経て、マヤ人の生き残りの中から、ようやくマヤンカレンダーに関する真実の情報と思われるものが声をあげている。そちらの言い分を聞くと、ネットやニューエイジ系の情報にあるマヤ関連の話がいかにも眉唾であると思えてくる。
マヤ先住民族の長老フンバツ・メンによれば、マヤには、終末思想はなく、自然(太陽や月)と完全にシンクロする暦があるだけであったという。
マヤ暦では、13年が最少単位のサイクルとなっており、グレゴリオ暦でいう1年では暦は完成しない。マヤ暦では、女性の為の暦として28日を一月として月の満ち欠けと完全にシンクロする太陰暦が使われていた。これは日本でも同じで、月にシンクロする事は生殖の上でも、また漁や狩り、農作にも重要であった。世界各地に、太陰暦を使っていた文明が存在している。
マヤでは太陰暦の他に、神聖暦ツォルキン、太陽暦ハァブが存在している。ツォルキン暦とハァブ暦の二つが非常に重要であるのに、マヤ研究第一人者であるはずのホゼ・アグエイアス博士はハァブ暦を十分に理解していないまま独自にツォルキン暦を基に「マヤカレンダー」という名称の暦を発表している。いわゆるネットなどで「マヤカレンダー」というもの、「コズミックダイアリー」というもの、そして「13月の暦」をマヤカレンダーと称しているものもあるが、これも、本当のマヤ暦とはまったく関係がないのだそうだ。マヤ先住民族の各部族の長老達がこれらを否定しているという。
何事も自分で調べて行く事は重要だと思う。
私は本物でない情報に躍らされるのがなによりも嫌い。
だから、これはと思うものは何でも自分でできる限り調べていく。
本当だと思えるまで、けっこうしぶとく調べ、疑い続ける。
一度是非、マヤ先住民族の長老からマヤン・カレンダーに関して学んでみたいと思う。
占いや神秘主義とは別に、失われたマヤ人たちの科学力から学びたいという気持ちがある。
滅んでしまった文明、滅ぼされた民族に興味があるのは何故だろう。
チベット問題を無視出来ないのも、彼らの民族と文明が、滅亡しようとしているからだと思う。
それにしても、日頃、毎日、常に使っているグレゴリオ暦だけれども、これは日本人には合わないなあと思う。なにしろ、グレゴリオ暦(西暦)というのは、キリストが生まれて何年経ったかが分かるもの以上に優れているところがないのだ。つまりキリスト教信者にはありがたい暦だけれど、それ以外の人にはただの押し付けられた暦なのだ。
日本人は、月の満ち欠けと完全にシンクロした太陰暦(月のカレンダー)を長年使ってきた。
今日が満月だとか、新月だとか、気にしている人はもう少ないかもしれないけれど、私はいつも月を眺めている。そろそろ新月だなあとか、満月だなあとかで、時間の経過を感じている。
自然(地球・月)とシンクロするのは、ここに生まれた動物としてとても当たり前の事のように思う。
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