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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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ももは もう毎日、ただ横になっているだけで精一杯。
大好きだったお散歩にもいけない状態になりました。

それでも、目の輝きは失われておらず
意識ははっきりとしていて、元気だったころのももと
何も変わっていないのがわかります。

病気の進行がもっともっとゆっくりだったなら、ももの
意識、感じ方も病気に合わせて変わっていったでしょう。
でも本当に、急激に、健康で元気だったももが、動けな
いほどの重病になったので、意識のほうは元気だった頃
とは変わらないのです。

もしも、私が重病になって、
二度と起き上がれない死の床に臥せっていたら、
私は家族に何を願うのでしょうか。

考えてみました。




私だったら、家族には、いつもと変わりなく過ごして欲
しい。テレビを見て笑ったり、ふざけて大騒ぎしたり、
普段通りに、自然なままで居て欲しい。
臥せっている私を、邪魔にせず、そして気を使い過ぎず、
ただ今まで通り、傍らに居させて欲しい。

私は、そんな家族の騒音に包まれて、きっと心休まるで
しょう。自分の属した、愛するものたちの、普段通りの
生活の中で、例えいっときは苦しむとしても、その生活
の中で静かに眠りにつくことが出来たなら、本当に幸せ
に思うことでしょう。

例え、声が出せず、みんなにお別れを出来ないとしても
家族がテレビを見て笑い、楽しく和やかに食事をしてい
るその傍らで、気づかれず息を引き取るのもまた、とて
も嬉しいことでしょう。

苦しむ私の傍らで、家族が、「何も出来なくてごめんね」
とか「可哀相に、可哀相に」と涙にくれ、悲嘆にくれて
いたなら、私はとても心配です。
それに、私は家族の笑顔を見ることが好きなのです。

私が苦しくても、家族が笑って居てくれれば、私は本当
に安心して、安らかな思いをするでしょう。
体は苦しくても どんな状態の私であっても 愛されて
そこに居させてもらえることの安堵感で 本当に安らぐ
ことでしょう。

病院で 生活から隔離されて 禁忌のように扱われて
体にたくさんの管をつながれて そんな風に逝くのは
悲しいです。辛いです。嫌です。
病気になった途端に 家族の生活から捨てられるように
病院に入れたりしないで下さい。
病気の私でもどうかどうか愛して下さい。
側に置いていて下さい。

家族の側で 家族の生活音に包まれているなら
私の家族は、いつもこんな風だった、と思い返しながら、
私はきっと、安心して、最期の息を引き取ることでしょう。





ももがどう思っているのかは ももに聞かなければ
わからないけれど 私は ももが本当に本当に心から
私たち家族を愛し、信頼していることを知っています。

だから ももが心配したり、家族を想って悲しくなったり
しないよう 私たちはいつも通りの生活を続けています。

ゲームをして笑ったり騒いだり、
美味しい夕飯を楽しく食べたり、
じっと痛みに耐えて横になっているももの側で
私たちはみんな いつも通りの毎日を過ごしています。

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