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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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チャムの体が骨だけになってしまいました。

考えてみると私は これまですごくたくさんの動物と暮らしてきているのですが
火葬にしたのはチャムが初めてでした。

火葬場でチャムを巨大なオーブンのような窯に入れる時に
正直足がすくみ今からこれに火がついてチャムが燃えてしまうのだと思うと
後戻りしたくて思わず子供のように首を振ってイヤイヤしている自分がいました。

チャムが窯に入れられて点火される時 相当堪え難い感覚がありました。

外に出て、煙突からチャムが煙になって緑が一杯の山の中、晴れた空に上がっていくのをみました。
煙はすぐに収まって あとはしっかり骨になってしまうまで焼いているのだとわかりました。

約1時間後、「えったったこれだけで全部なの」というほど、すこしの骨になってチャムは帰ってきました。火葬場の人が姿通り、骨をならべてくれたようで、まるでジュラ紀の恐竜の化石のようになったチャムが、そこに居ました。

骨を全部持って帰る人はあまり居ないようです。しかも骨壷を拒否、持ってきた段ボールに全部入れると言う人もあまり居ないようですね。

でも段ボールに入れて全部連れて帰ってきました。
ゆっくりチャムに似合う入れ物を探す予定です。

これまで、動物が死んだ時には庭に埋めたり、ゆかりのある山の中などに埋めたりしてきました。
火葬は人間が亡くなった時だけでした。人間が死んだら火葬するものと思っていたのでチャムも自然に火葬を依頼する流れになってしまったのですが 考えてみたらこれまでは埋葬だったのだと、改めてわかりました。

愛着のあるチャムの体をそのままゆっくり土に返してあげたかったのだと 今ごろ気付いています。
焼くなんて 本当に嫌だったのです。

でも埋葬だったら骨を手にする事はない訳で その違いはあるなと思いました。
悲しくなってさまよう視線の先にチャムの写真があります。
見るといつでもチャムは「だいじょうぶだよ。ここにいるよ」と言っています。

娘が夜になってつくづくチャムが居ない事を実感したようで ずっと泣いていました。
家族みんな 喪失感でぼーっとしていますが 明日も朝から仕事です。

「悲しい時はお金を使う」というのが私のセオリーの一つです。
夕べは、美味しいものを食べよう、という事で天神をうろうろして、老舗のもつ鍋屋さんに行きました。家族でもつ鍋を食べたのは初めてです。

娘も夫も美味しいねと、いっしょの鍋をつつきながら笑顔になりました。
家族で鍋はいいものですね。

帰るとももが一人、迎えてくれました。
これからは ももはお留守番を一人でする事になります。
可哀相なので あまりももを置いていかずに済むようにしてあげようと思っています。

ももは部屋中をものすごく念入りに匂い、チャムを探しています。
そして鼻で何かの痕跡を追いかけるようにしてチャムの寝ていた場所から床の匂いを辿って、テレビの上に置いてあるチャムの骨の入った段ボールに行き着きました。
「これなんだ?」といいながらいぶかしげに匂っています。
もしかしたら骨になっても、犬の嗅覚ならチャムの匂いがするのかも知れません。

ももはチャムの遺体には近づこうとしませんでした。
とても怖がっていました。今は、落ち着かず、うろうろしています。

チャムの骨を入れてあげる入れ物をゆっくり探したいと思います。
ゆっくりと 家族全員の心が癒されるのを待ちます。

だいじょうぶ。
ここにいるよ。

チャムがそう言って、見守ってくれています。
初七日は日曜日です。
仕事は休めませんが、心は喪に服しています。

ペットロスになる原因は、ペットが死んでも仕事を休めない事ではないかと思いました。
正直言って、自分の子供が死んだら 誰でも仕事は出来ない状態になるのが当たり前です。
そんな時でも 公に認められる休みは、ペットの死には与えられていません。

私も 本当は 数ヶ月は休みたいです。
看病疲れもとても溜まっているしずっと眠れていませんから。。。
どうやって 心と体を癒そうかと ちょっと考え中です。

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