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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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NPOの全講座の組み直しと、経営策が理事会で話し合われている。
経営コンサルタントも入り、現在の案では全講座の価格がかなりアップしている。
というよりまったく別のものに生まれ変わろうとしている。
コンサル曰く「これでも相当安い」
経営頭で考えれば、私もそう思う。
そしてその価格を付けるだけの内容を提供していると思う。

が。これまで何の為に安価な講座をしてきたのか。
そして、31期に至るまで、誰にでも門戸を開いて開講してきたのは、誰の為だったのか。
もちろん、何万円もセミナー代を使おうとは思いつかない人たちの為だった。
どんな人でも、気軽に、あそこに行ってご覧と言われて試せるような、そんな講習会でありたかったのだ。
それを思うと心が乱れる。

31期の講座を行いながら、受講生の人たちと触れ合う。
講座が大幅に高い値段に上がれば、この層の人たちとはお別れになる…と思うと何故だかものすごく悲しくなった。金額という手段で人を選別したくないので、低価格に設定した。
この人たちを切り捨てようとしているのだと思って、とても堪え難くて胸が詰まってしまった。
「定期開催してますから、聞きたくなったらいつでも来て下さいね」と言えなくなっている事がつらい。

本当にこの策でいいのだろうか。
このココロは、今の案にしたがって変身してしまっていいのだろうか。
私は間違っていないだろうか。
これは何の為の戦略なのか。この戦略は社会の為になる事だろうか。
ずっとその疑問で何日も考え込んでいた。

ふと、テレビをみるとジャパネットたかたの 高田明社長があの甲高い声で話している。
私は、この高田社長が好きで、彼のトークをいつも楽しく聞いている。

この人は、商売でこうして一生懸命商品を説明して、実際売り上げを伸ばし、儲かっている。
でも、この人から悪どい印象を受けることはない。
むしろどこか素朴で、憎めない、暖かい、そういうイメージを抱かせる。
ジャパネットは業界1安い訳ではないけれど、この人から買ってあげようと思わせる何かを持っている人だ。

それは、彼がただの街のカメラ屋さん時代から今日まで、同じスタイルで商売をしているからではないだろうか。あの甲高い声で一生懸命、商品を説明する。ほら、この商品はこんなにいいでしょう?こういう使い方も出来るんですよ。そう言って、自分の近所の人が来店する度に一生懸命説明して、商売してきた人だ。そして、その一生懸命説明して売るというスタイルを、今も貫いている。

今もそれを続けているという処に、この人の本性があると感じる。
何年も何十年も続けられる事、そして変わらないでいられる事は、そんなにたくさんはない。
だから、私は高田社長を好きなのだ。
高田社長は商売人なのに、どこか純粋でクリーンなエネルギーを感じさせる。

ジャパネットの、高田社長の姿を見ているうちに
ふと、高田社長を見習えばいいんじゃないかという気がした。
高田社長がやれたなら、不可能じゃないはずだ、と思えた。
すると胸に重く溜まっていたタールのようなものが、すっと消えた。
お金を受け取ったり、計算したりする事に関わりたくないという自分の無意識が、静まった。

私は、その人の収入に関係なく、すべての人に傾聴マインドを届けたいと強く望んでいる。それは今も、これからも変わる必要はないのだ。安価で講座を提供する手段は、これからも模索していく。
そして、私が傾聴講習会から離れる時に、それを継いでくれる人を育てなければならない。

ずっと頭のレベルで止まっていたものが、すーっと腑に落ちてきたような気がした。
傾聴ってこういう使い方もあるでしょう?ほら。こうすれば楽になりませんか?そうやって、頑張っていけるような気がした。

そのままのあなたでいられる社会。
あなたが誰かに支えられ、誰かを支えてあげられる方法。
みんなで循環させること。

それが本当に出来たら、すごい事なんじゃないだろうか。
私に出来ることなのか、手に余ることなのか、わからないのだけど。

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