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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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古くからの知っている人が 癌再発との知らせ。

こういうときにかける言葉は あるのだろうか。

あらゆる励ましがただの気休めになってしまう気がする。

どうしてこれまでこんなに過酷な人生を必死に生きてきたこの人が

これほど若いのに癌になんてなってしまうのか。

一度目の癌宣告の時にも、打ちのめされそうになりながらも

手術し 毎月数万円もかかる抗癌治療を続け

2年前、ようやくもう大丈夫と肩の荷を降ろしたところだったのに。

新しい職場に付き、困難な仕事をこなして認められ、これからだと

いうところだったのに。

そんなときに再発だなんて。


時々 人生は 本当にその人に無慈悲なまでに過酷で

見守る私ごときまでが 打ちのめされそうな気持ちに居たたまれないことがある。



それでいて 私はどこかで 静かに相手を見ている部分があることを自覚する。

あなたに起こることは私にも起こりうる。

誰にも 老いと病と死の可能性が平等にある。

おそらく いや 間違いなくあなたに起こることは私にも起こりうること。

だからあなたを決して一人にはしない。

あなたは一人にはならない。

大勢の仲間がいることを忘れないで。



一週間前に再発を宣告され、もう手術は出来ないと言われたそうだ。

一週間泣きに泣いて 今やっと これからは人のために生きようと思えたと

私に話してくれた。




そんなことは 強がりだ。

私には分かる。

これほどの過酷さを たった一週間で正面から捉えることができるのは

限られた人だけだ。

この人は 精一杯、自分に起きていることの意味を見出そうとしている。

そうしなければぼろぼろに崩れ折れてしまうからだ。

家族の愛を知らず 家庭を持つことに憧れ 懸命に一人で生きてきた。

この人の強がりが 胸に刺さる。


私はその電話口で、最後にやっとこういった。

「何があっても味方だから。応援しているから。

 私はあなたがどんな人が本当に知ってる。頑張っていると分かってる。」

その人は 涙声で 「きっと治します。そして先生に会いに行きます。」と言った。


神や仏の加護があるのなら どうかこの人の上に。

これまでのこの人の困難を私は知っている。孤独を知っている。

それに耐え抜いてきたこの人にどうか力を貸してあげてください。

どうか どうか 神様。

この人の心に 勇気の光が絶えないようにお守りください。


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