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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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あるスピリチュアルのベストセラーをちらっと立ち読みしたら
こんな事が書いてあった。
「私がスピリチュアルな本を書いて出版したとたんに私は人間
 関係の全てを失いました。家族や近しい友人から不興を買って
 彼らは私に怒り、不信の目を向け、または気の毒そうな顔をし
 または目をそらして無視してことごとく去っていきました」

そしてそれに反比例して 読者から支持される。
(もちろん書いてある事が素晴らしければ)

その内容がどんなに不安を抱えて苦しんでいる人に対して
有効なことだとしてもスピリチュアルなメッセージというのは
どこかしら正体不明な部分があるものだ。
上からの視点だったり、肉体から遊離したような視点だったり。

それでいて筆者は人間として存在しているのだから、
結局そのメッセージを受け取る準備の出来ていない人にとっては
「何様のつもりか」という生身の筆者への反発になるのだろう。
身内ならなおのこと。お前のことなどはな垂れの頃から知っている
という訳で、そんなただの人間が何を偉そうに世間様に向かって
メッセージしているのか、という批判になる。

スピリチュアル系の人々が口にするのは
個としての存在を越えた普遍的な価値に関することが多くなる。
だからどうしても勢い、その人が生身の生活でどうであるかは差し
置いて 人類としてのあるべき姿 や 地球という星の進むべき未来
などといった壮大なテーマを語る事になる。

そして多くの場合
スピリチュアル系の人たちはイタコと同じで客観性を捨ててしま
っているので 普通の人が見るとどうにも怪しげで仕方ないのだ。
何の根拠も示さずに ただ「こうなる」「こう決まっている」と
決定事項のような言葉を使ってしまう。
客観性に欠く。これがスピ系の人の弱点だ。
いつもこの点に気をつけていないと、私も怪しげな人の仲間入りに
なってしまうと自戒している。

別にスピリチュアルな本なんか 全然書きたいとは思っていないけど
もしも身内からも 今親しい人からも総スカンを食らうとは恐ろしい
事だなあと思う。
私が本を書いたらやっぱりどこか、そういうメッセージ性のある言葉
を使ってしまいそうだからだ。

といいながらも すでに似たような状況かもしれないと思う。
私の親は私がカウンセラーや講演講師をしていることにはあまり
好意的でないように感じる。
どこか「ふーん、偉そうにね」という白けた視線を送られているよう
な。親戚の集まる場でNPOの活動について説明した時にも「いいこと
してるね」というような暖かい励ましはなく むしろ冷めた視線を親
戚一同におくられて無関心を装われたような気がする。

大体 社会的な活動や奉仕活動をする人は熱心であるほど必ず
「偽善者」と言われたりいわれのない酷い言葉で罵られたりする。
これはお決まりの試練なのだろうと思う。

私も先日 弟の処に行った時に生活が困窮している事をちらっと話す
と「偽善をしてるからだ」と言われてひどく落ち込んだ。
弟は私を貶めようとしてそう言ったのではないけれど 理解してくれ
ていないし応援してくれていないのだなあと改めて思い知らされたよ
うな悲しさがあった。 

頑張っているんだよ。
偽善じゃなく 今は辛抱しなければいけない時期だから頑張っているんだよ。
これは社会が必要としている事なんだよ。誰かがやらなければならないんだ。

そう言って 理解してもらいたい気持ちを ぐっと飲み込んだ。

自分のしている事を弟に理解させようというのは私のエゴだ。
弟が分かってくれなくとも 私は私が信じている正しい道を進めばいい。
答えはすべて 1番最後に分かる。
私が死ぬ時に私の人生が何を成したのかが分かるだろう。

悲しさを抱きしめて
それでも信じる事を一つづつやっていこう。

偉そうにと言われるとしたら それもまた 自分の未熟が招いている事なの
だろうと思う。私に何かが足りなかったのだろうと思う。
確かに ダライラマ法王はまったく微塵も偉そうではないから。

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