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2007年9月2日開始。いつまで続けられるかな?
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総会案内の往復ハガキがようやく完成しました。

往復ハガキって頭がこんがらがります。
どの面にどれを印刷するんだっけ…?ふと、わからなくなる。
文面や内容も、会員資格のある人(去年の会費を納めている人)と
一年以上滞納している人では違っています。それぞれの立場の方た
ちに、きめ細やかに心を込めてメッセージしたいと思って、仕事は
増えるのですがそれぞれに作り分けています。

正式には、総会に参加する資格があるのは会費を納めている会員資
格のある人。でも、うちの会員さんたちはみんな呑気なのか、会費
をきちきちと納めてくれる人が少ないのです。
おまけに、何度会報でお知らせしても、納付してくれません。

総会のときだけは、委任状として返信してもらわないと、総会が成
立できないので「絶対返信ハガキを出してくださいね」という意味
の、ちょっとキビシメの雰囲気を出してあります。
その機会に、会費のお願いや会員で居てくださいねというメッセー
ジを込めているのですが、本当にその文面が難しい。

毎年、この文面の為に何日も考えては直し、考えては直しします。

本当は、会費のことなんて催促したくない。
昔からお金を催促する人は国も文化も問わず嫌われ者です。

払ってくれない、と不満にも思っていません。
だけども、払ってくれている人と払わない人が同じでは不公平。
会費は重要な運営資金なのに、未納を見過ごすのは経営責任を果た
していないことにもなります。

会費制なんてやめて、いっそ寄付制にしたらどうなんだろうとさえ
思っています。もちろん、それで経営がうまくいくのか、試算しな
いといけないし、私が私費を投じることも増えるのでしょうから最
後まで責任を考えて決めないといけないことなのですが。

とにかく会費のことを会員さんに伝えるのは、とても嫌な、難しい
仕事です。
だから誰もやりたがりません。

以前、理事に、「会費を払っていないけど多分心は離れていない元
会員さんにハガキを出す仕事があるのでやって欲しい」とお願いし
たら「そういう営業みたいなことは苦手だしやりたくない」とあっ
さり断られました。

やりたいことだけやって、やりたくないことはやらないで済むのな
ら、それはもはや仕事ではないのです。

私は黙って、その仕事を自分の手元に引き受けました。
やはり、この団体には仕事として役割を果たす人は居ないのだと痛
感した瞬間でした。仕事だと思ってくれていないのだ、と。
やはり単に、「お手伝い」という気持ちなのです。

当然なのかも知れません。
みんな、仕事をもっていて、この会のことはボランティアなのだか
ら、仕事を二重にしている気持ちになんてなりたくないのでしょう。
自分の仕事の場で嫌な思いをいっぱい我慢しているのでしょう。
だから、この会では楽しい思いだけをしたいのでしょう。
みんなの気持ちはわかります。

でも、現実面を見れば、ボランティアも仕事です。
無報酬でも、仕事です。
仕事には、果たすべき責任があって、やりたいことをやるために、
やりたくない地味な仕事もやらなければならない、という原則に変
わりはないのです。


ほとんどの人が自分がしないことの結果が誰にしわ寄せされている
のか、考えないのでしょう。会費にしてもそうです。
自分が「やりたくない」と投げ出した結果を、誰が背負うのか、考
えていないのでしょう。

多くの人の無責任や無関心が、より弱い人、敏感な人にしわ寄せさ
れる。私はその世界の現実を生きています。いえ、私だけでなく、
きっと本当はみんなも場所を変えれば同じように、しわ寄せされて
いる立場なのです。

悪い人がいるのではありません。
ただ無自覚な人、鈍感な人、自分のことしか考えない人が大勢居る
のです。

人間が無自覚で鈍感で自分のことしか考えない結果、人間以外のす
べての生き物が苦しんでいるように。
私は日々、人間の業の深さを思い知ります。


でもそんな思いをはねのけて、出来るだけみなさんに優しく接した
いと願っています。文面に、少しでも辛さや嫌みが現れないように。
大切なことだけが純粋に伝わるように。
何度も、何度も、何度も書き直します。
完成したと思っては、数時間後に見直して、また書き直します。



誰も、誰も、誰も知らないのです。
私がどれだけの思いを込めて、この会を支え、働きつづけているか
なんて。

それでもいい。
だからどうか、私以外の人に優しくあってください。
私と関わった人がみな、少しでも優しくあってくれることを、心か
ら願って、ハガキを作りました。

私は大丈夫。
まだ頑張れます。
私は犠牲者や被害者の立場には身を置きません。

おし!気合い一発!!

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